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いぶし銀!船生誠也選手はバスケ一家育ち!双子の妹と父親について

チームの苦境を救う中堅選手としての安定感が頼もしい、サンロッカーズ渋谷の船生誠也選手。


出典:Bリーグ公式サイト

オールラウンダーとしての活躍が光り、味方にいると頼もしく、敵チームにいるととても怖い存在の選手ですよね!

そんな船生誠也選手には、双子の妹がおり、その妹もバスケプレーヤーでした。 また、父親はバスケ指導者としてBリーガーも育ててきました。今回は船生誠也選手の妹と父親、そして経歴についてまとめていきたいと思います!

この記事でわかること

  • 船生誠也選手の家族構成は?
  • 船生誠也選手の妹は双子のバスケ選手だった
  • 船生誠也選手の父親はバスケ指導者!
  • 船生誠也選手の父親の教え子にはBリーグ選手がいる!
  • 船生誠也選手の経歴

それでは見ていきましょう!

船生誠也選手の家族構成は?

船生誠也選手の家族構成は、ご両親と船生誠也選手、そして双子の妹の5人家族です。

父親:ミニバスの指導者
母親:詳細公表なし
船生誠也選手(ご本人)
妹:船生友香(元バスケ選手)
妹:船生晴香(元バスケ選手)

ご実家は幼稚園を経営しており、父親(後述)はミニバスのコーチをしているという環境で育った船生誠也選手。福島に帰るたびに、幼稚園やミニバスに顔を出して子どもと交流をしているそうです。

船生誠也選手の妹は双子のバスケ選手だった!

船生誠也選手には5歳下の双子の妹、友香さんと晴香さんがいます。

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出典:X

友香さんのXのアイコンは、兄の船生誠也選手、晴香さんと友香さんの中の良さが伝わってくる子供の頃の写真!とてもかわいらしいですよね。

二人はバスケ指導者の父親の元、小学生の頃からバスケを始めます。高校は二人揃って新潟の開志国際高等学校へ進学した友香さんと晴香さん。全国高校バスケット選抜優勝大会では、創部1年で1年生のみのチームだったものの、友香さんはリバウンドを8本、晴香さんは2本の3点シュートを決めるなどそれぞれの持ち味を生かしたプレーを見せ、宮崎県の小林高校を下し、初出場で初勝利をおさめました。

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出典:X

船生 友香(ふにゅう ともか)
生年月日 1998年10月26日
高校 開志国際高等学校
大学 順天堂大学
ポジション SF

船生 晴香(ふにゅう はるか)
生年月日 1998年10月26日
高校 開志国際高等学校
大学 早稲田大学
ポジション PG

高校卒業後、友香さんは順天堂大学、晴香さんは早稲田大学へ進学し、それぞれバスケを続けます。

晴香さんは大学卒業後に日立ハイテククーガーズへ入団。兄の船生誠也選手同様、安定したプレーやアグレッシブなプレーで魅了してきましたが、2024-25シーズンをもって引退することを発表しました。

船生誠也選手の父親はバスケ指導者

船生誠也選手の父親は、福島県いわき市でミニバス(赤井ミニバス)のコーチを務めるバスケットボールの指導者でした。

福島県いわき市出身の船生誠也選手。船生誠也選手が前橋育英高校バスケ部の2年生の時、2011年3月11日に東日本大震災が起こり、地元も大きな被害を受けたと言います。
地震が発生した際、ご両親と二人の妹さんと連絡が取れたのは、二日後だったそうです。

船生誠也選手の実家は、幸い津波は到達せず、家屋の隣にある蔵の壁が崩れたものの、家族はみんな無事だったといいます。

とはいえ、報道などでご存知の方も多いと思いますが、船生誠也選手の地元、福島県いわき市は被害が大きかった地域ですよね。当時、船生誠也選手が所属していた前橋育英高校バスケ部には、東北出身の選手も多く、福島県南部の白河市にバスで避難所をまわり、救援物資などを届ける活動をしていたそうです。

2015年に青山学院大学を中退してプロ選手としてのキャリアを歩み始めてからも、被災地への思いは強く、選手会主催のチャリティーイベントをいわき市で開催したり、父親がコーチを務めるミニバスにも顔を出し、子どもと交流しているそうです。

プロバスケ選手となった地元の憧れの選手と交流が出来るのは、子どもたちにとってもとても嬉しいことでしょうし、父親としても頼もしいですよね!

船生誠也選手の父親の教え子にはBリーグ選手がいる!

船生誠也選手の父親の教え子にはBリーグ選手がいます。

まずは、青森ワッツに所属している猪狩渉選手


出典:Bリーグ公式サイト

福島県いわき市出身の猪狩渉選手は、ミニバスで船生誠也選手の父親の指導を受けます。中学はいわき市立中央台北中学校へ進学。1年時にジュニアオールスターに選出され、高校は秋田の名門 能代工業高校(現 能代科学技術高等学校)へ進学。ベンチ入りは3年からで、レギュラー入りは叶わなかったものの、卒業後にはスラムダンク奨学金第8期奨学生としてアメリカへ留学

2016年にプログラムを終えて帰国後は、地元の福島ファイヤーボンズでプロ選手としてのキャリアをスタートさせました。

もう一人は、現在越谷アルファーズで活躍する四家魁人選手です。怪我人が多い越谷アルファーズで、スタメンとして起用される機会も増えてきている人気若手選手の四家魁人選手。

船生誠也選手と四家選手の出会いは、船生誠也選手が中学生の頃、四家選手の姉が船生誠也選手の父親のミニバスに所属しており、送り迎えについてきていた頃だと言います。その当時の四家選手は野球をしており、送り迎えの時に野球のユニフォームでシュートをして遊んでいたものの、光るものを感じた船生誠也選手はバスケに誘ったそうです。

四家選手も猪狩選手と同じく、中学はいわき市立中央台北中学校へ進学。途中で国見町立県北中学校へ転校し、高校は福島南高校へ進学します。
高校卒業後は、アメリカへ留学し、NCAAディビジョン2のフェアモントステイト大学でプレーをしましたが、その影には船生誠也選手のサポートがありました。

四家選手は「アメリカでバスケをしたい」という思いが強く、それは同じ福島の先輩でスラムダンク奨学生としてアメリカへ渡った猪狩選手の影響が大きかったようです。コロナ禍の影響で全国大会の中止などでアピールの場を失い、バスケの強豪大学へ進学できる技術を持ちながらも、希望の進学先から声がかからないなど、うまくいかない状況が続いていました。四家選手のバスケの実力をミニバス時代から見てきた船生誠也選手は、どうしても放っておけなかったといいます。

SNSやnoteでも、四家選手のアメリカ留学の支援することを表明し、学費支援という形で後押しをしました。船生誠也選手の後輩思いの心意気がとても素敵ですよね!

船生誠也選手の経歴


出典:BASKETBALLKING

船生 誠也(ふにゅう せいや)
生年月日 1993年12月15日
出身地 福島県いわき市
身長/体重 190cm/85kg
ポジション SF

【出身校/在籍チーム】
高校 前橋育英高等学校
大学 青山学院大学
2015〜2016年 アイシンシーホース三河
2016~2018年 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
2018~2020年 富山グラウジーズ
2020~2021年 琉球ゴールデンキングス
2021~2024年 広島ドラゴンフライズ
2024年~ サンロッカーズ渋谷

子ども好きで後輩思いな船生誠也選手ですが、広島ドラゴンフライズ在籍時、優勝後のインタビューで、また違った一面も垣間見ることができました。


中継ゲストとして出演していた、藤井祐眞選手から声をかけられると、元気よく「ゆうまさーん!」と答えつつ、優勝後にやりたいことを聞かれると、すかさず「麻雀!!」と答えていました。いつもクールに見える船生誠也選手とのギャップが素敵ですよね!

まとめ

今回は、サンロッカーズ渋谷所属の船生誠也選手のご家族についてまとめてみました。家族の仲の良さやや後輩思いの一面、子どもや地元福島への思いが伝わってきましたよね。

いぶし銀ともいえるオールラウンダーな活躍が光る船生誠也選手の今後の活躍にも期待していきましょう!