角中勝也選手は、初の独立リーグ出身選手として結果を残し続けているベテラン選手です。
角中勝也選手がパ・リーグ公式YouTubeである「パ・リーグTV」に取り上げられるほど鳥類に強いと言われています。
パ・リーグ球団で言えばソフトバンクは鷹、楽天は鷲が球団名につきますが、2022年9月22日のパ・リーグTVの動画によると、対ソフトバンク戦での角中勝也選手の打率はなんと4割、対楽天戦での打率は.333、交流戦であたった対ヤクルト戦でも打率.333を記録しました。
ヤクルトの球団名にも燕がついているため、やはり角中勝也選手は鳥キラーと言えるでしょう。
独立リーグから長い間活躍できるような技術や体力を手に入れたのは、角中勝也選手の父親の英才教育による影響が大きそうです。
今回は、角中勝也選手の実家家族について調査しましたのでまとめていきます。
角中勝也選手の父親はどんな人?リアル星一徹と呼ばれている!?
角中勝也選手の父親は稔さんという名前お名前です。
職業は自営業で、実家の隣には工場があったそうです。
父親は石川県立七尾工業高等学校の元球児ですが、努力するのが苦手だったので大成せず、息子はプロの野球選手にしたいと考えていたそうです。
そんな時に目に留まったのが角中勝也選手の素質で、星一徹ばりのスパルタ教育が始まりました。
3歳から1㎞のロードワークを課し、角中勝也選手が小学生になると自宅の一部を練習場に改造し、1日2時間打撃練習に取り組ませていました。
しかし、1球でも気の抜けたスイングをした場合は鬼の形相で叱り、父親が不在の時に練習をサボって寝た場合は、たたき起こしてでも打撃練習をさせたそうです。
打撃マシンについては、
「工場があったので、その中にある機械類をすべて出して全面にネットを張り、練習場につくりかえてくれたんです。そしてマシンに父がボールを入れてくれて、毎日、学校から帰ったら夕方の5〜7時くらいまで練習していました。」
と角中勝也選手が語っています。
インタビュアーから「幼少期は友達と遊びたいと考えたことはありませんでしたか?」と聞かれた際、
サボったりは全くできませんでしたね。よく言われるんですけど、星一徹みたいな父だったので……(苦笑)
と答えており、角中勝也選手にまで星一徹と思われているようです。
また、父親は「息子が1億円プレーヤーになる確率の方が高い」という理由で、宝くじを買うのをやめています。
父親がどれだけ息子をプロ野球選手にしたかったかという熱意が伝わってきますね。
角中勝也選手は中学卒業後、創設したての日本航空高校に進学しています。
元々金沢市の高校へ進学予定でしたが、「野球に力を入れる予定だから、能登半島から甲子園出場校を出したい!」という父親と息子の思いが一致し、進路変更しました。
高校時代も父親は、抜き打ちで角中勝也選手がサボっていないかどうか確認しに行っており、高校内では有名人になっており、「またあの親父がきた」と言われることもあったそうです。
残念ながら甲子園出場はならず、角中勝也選手は高校卒業後、四国アイランドリーグのトライアウトを受けることになりました。
トライアウトに無事合格し、プロ野球選手への夢は繋がったものの、不合格だった場合は家業を継ぐか地方の消防団に入る予定だったそうです。
四国アイランドリーグと父親の指導が、角中勝也選手のプロ入りの道を作ってくれたんですね。
しかし、父親には少し後悔していることがあります。
それは、あまりに厳しすぎて親子で距離ができてしまっていることです。
角中勝也選手は未だに自分から父親に話しかけられず、妹は角中勝也選手の指導中に怒る父親の姿を見て怖がり、口を聞いてくれなくなったとか。
そのため、孫には野球をしてほしくないと考えているそうです。
現在父親は試合で角中勝也選手が見られることを幸せに思っており、40歳まではプレーしてほしいという願いがあります。
角中勝也選手が首位打者のタイトルを2回手にしていますが、首位打者を3回とった選手は張本勲さんや長嶋茂雄さん、イチローさんなどのレジェンド選手ばかりが名を連ねていると聞いて、「2回とっただけで満足するなよ!」と発破をかけたようです。
2016年11月23日、石川県のスポーツ特別賞授賞式に親子で出席しており、父親は取材陣に向かって、
「こんなことをいっていいのか分かりませんが、ウチの息子は間違いなく3度目の首位打者もとりますよ。そのときはまた、取材に来てください」
引用:サンスポ
と取材陣に呼びかけました。
レジェンドに名を連ねさせたいという思いからこう呼びかけたのかと思いきや、3回目の首位打者を取れる理由は「2度あることは3度あるから」。
野球指導にはかなり厳しかったようですが、少し天然発言ができるのは昔より丸くなってきた証拠のような気がします。
父親と子供達が普通の親子のように接する日が来るといいですね。
角中勝也選手の母親はどんな人?母の日の試合もしっかり準備!
角中勝也選手の母親は久美さんという名前です。
両親が自営業をしていることもあり、母親は父親の仕事を手伝っている可能性が高いです。
角中勝也選手は、母親に関するエピソードを語ったことがありません。
しかし、2023年の母の日近辺に行われる試合に対する準備として、ピンク色のバットとグローブを用意していました。
残念ながら練習中の使用のみになってしまったようですが、母親に思い入れがあるからこそ、母の日の試合に対してピンク色の野球道具を準備できたのではないでしょうか。
父親の厳しさに何か言いたくなる日も少しはあったかもしれませんが、現在は角中勝也選手のことを全力で応援しているはずです。
角中勝也選手にきょうだいはいる?あの選手とそっくりすぎて兄弟の噂!?
角中勝也選手の兄弟には兄が1人、弟が1人、妹が1人います。
<兄弟構成>
- 兄
- 角中勝也選手
- 弟
- 妹
角中勝也選手の兄弟はほとんどプロフィールを明らかにされておらず、角中勝也選手がインタビューされた際に、
「僕と3つ下の弟が野球をやっていましたね。」
と答えたため、弟の年齢のみ明らかになっています。
弟の名前を聞かないと言うことは、どこかのタイミングで野球を挫折してしまったのかもしれませんね。
父親は野球の才能がある子供だけ厳しく指導していたようなので、兄には野球の才能を感じなかったのでしょうか。
兄が1番年上と言うこともあり、家業を継いでいる可能性もありますね。
あまり兄弟のことについて話さないのは、父親が角中勝也選手の指導法について語った際、現代に合わないという理由で賛否両論を呼び厳しい意見が飛んだことにも原因があると思われます。
角中勝也選手とあまりに似ているため、実は兄弟ではないのかと話題になった選手がいます。
それは、2024年に西武からロッテに現役ドラフトで移籍となった愛斗選手です。
ロッテ公式Xもストレッチ中の角中勝也選手と愛斗選手の2ショットを公開し、スタッフが「似ていますよね?」と聞いたところ、角中勝也選手から、
「あ、それ、前から言われてます!」
引用:X
と答えられたことを報告していました。
SNSでは「生き別れの兄弟の共演」と話題になっていましたが、10歳も離れており実の弟ではありません。
ただ、そっくりな2人の共闘をロッテファンは楽しみにしていたようなので、2025年シーズンは2人の交流をもっと見たいですね。
まとめ:角中勝也選手の父親はかなり厳しかった!母親・兄弟に関するプロフィール情報はほとんど公開無し!
では、今回のまとめです。
- 角中勝也選手の実家家族構成は、両親と兄1人、3歳下の弟、妹です。
- 父親は元高校球児ということもあり、子供をプロ野球選手に育てたいという考えがありました。
- そして、角中勝也選手の素質を見抜いてからはスパルタ指導が始まりました。
- 角中勝也選手は幼少期「父親も野球も嫌いだったけど、田舎なので野球やるしかない」と思っていたそうです。
- 打撃練習は自宅の一部を改造して1日2時間行っていたようですが、気の抜けたスイングをすると父親から激怒され、父親がいないうちに打撃練習をサボって寝ようとするとたたき起こされて夜中に打撃練習をする羽目になっていたとか。
- 父親の指導方法には賛否両論ありますが、この指導のおかげで角中勝也選手はプロ野球選手になれたのだなと感じますね。
- 母親に関して角中勝也選手は一切エピソードを語っていません。
- しかし、母の日の直前になると母の日仕様のピンク色の野球道具を揃えだすことから、母親への思い入れはありそうです。
- 角中勝也選手は4人兄弟の次男として生まれましたが、角中勝也選手以外で野球をしているのは弟だけです。
- ただ、弟の名前を聞かないため、どこかのタイミングで挫折してしまったのではないかと思われます。
兄や妹は一切プロフィールが公開されていないものの、兄は家業を継いでいる可能性が高そうですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。