1日tpJリーグのヴィッセル神戸所属のGK前川黛也(まえかわだいや)選手。
日本代表にも選出されており、昨年行われたミャンマー戦では途中出場を果たしA代表初キャップをマークしています。
前川黛也選手のお父さんは有名な元サッカー選手で日本代表にも選ばれており、親子2代での代表入りはJリーグ発足後初めてです。
そんな前川黛也選手がどんな環境で育ってきて、どのようなキャリアを歩んできたのか今回調べていきたいと思います。
<この記事でわかること>
家族構成
両親(父親・母親)
家族のエピソード
兄弟はいる?
それでは早速見ていきましょう♪
前川黛也選手の家族構成
まずは、前川黛也選手の家族構成について調べていきたいと思います。
前川家
・父親…和也さん
・母親…志穂さん
・本人
・弟…天良さん
前川家は前川選手を含めて4人家族です。
父親は元サッカー選手の和也さん、母親に関しては調べてみたのですが、名前は不明でした。
兄弟は2人兄弟で弟の天良と書いて”たから”さんがいます。
とても珍しい名前ですが、”だいや”・”たから”ととても素敵なお名前ですよね。
ここで家族もずっと近くで応援してきたであろう前川黛也選手の経歴を振り返って行きたいと思います。
<前川黛也選手プロフィール>
生年月日:1994年9月8日
年齢:29歳
出身地:広島県広島市
身長:191㎝
体重:86㎏
利き足:右足
ポジション:GK
(所属先)
広島皆実高校→関西大学→ヴィッセル神戸
前川黛也選手は、大分トリニータの下部組織でサッカーを始めており、中学生時代は、サンフレッチェ広島ジュニアユースプレーしております。
現在はゴールキーパーをしていますが、中学2年まではフィールドプレーヤーをしていたそうです。
しかもこの頃は、身長が160㎝しかなかったそうなので、とても今のような体格が良くなるとは思っていなかったのかもしれませんね。
中学生時代のことを振り返ったものがありました。
少年時代では親の七光りと言われ、フィールドプレイヤーからキーパーへ転向しても下手すぎてチームメイトに馬鹿にされたり、中学時代は3年生なのに1年生の試合に出て、ユースにも落選しました。
引用元:note
前川黛也選手はユースへ昇格することができず、高校は広島のサッカー名門校の広島皆実高校に進学しています。
しかし、ケガなどもあり高校でもレギュラーを掴むことはできなかったそうです。
日本代表に選ばれる選手が高校時代はあまり試合に出場していないのは意外ですよね。
しかし、大学時代は4年連続で全日本大学選抜のメンバーに選出され在学中にはセレッソ大阪の特別指定選手に登録されました。
「前川黛也君の GK としての身体能力と判断力は大学生のレベルでは群を抜いているが、その判断力は、ゲームキャプテンとしてチームを統率するリーダーシップにも表れている。そうした能力に加え“全員サッカーで日本一”という関大サッカー部で培った精神も忘れず、プロの世界でも活躍してほしい」
引用元:関西大学
上記のコメントはプロ入りが決まった際に、サッカー部の顧問の教授のコメントです。
当時からリーダーシップに優れており、”全員サッカーで日本一”という関西大学の精神で育った選手です。
実は、先日行われたアジアカップの試合で同僚のゴールキーパーの鈴木彩艶選手のプレーがSNS上で叩かれる事態となりました。
その時に前川黛也選手は鈴木選手を真っ先に庇うコメントを出しています。
まだ20代前半の後輩を守るベテランの前川黛也選手はまさに頼もしいお兄さんのように感じました。
大学生のころとプレーする環境やチームは変わっても全員で挑むという精神は変わったないのですね。
前川黛也選手の両親(父親・母親)はどんな人?
ここからはさっそく両親についてご紹介します!
父親
前川黛也選手の父親の前川和也さんは、Jリーグ創設時のサンフレッチェ広島の象徴として有名です。
日本代表では17試合の出場記録があり、あの「ドーハの悲劇」をベンチで経験しています。
父親の和也さんは長崎県平戸市出身ですが、高校卒業後にサンフレッチェ広島の前身であるマツダに入団しています。
現日本代表代表の森保一監督とはチームメイトだったんですね。
ちなみに父親の和也さんの師匠知られているディド・ハーフナーさんの息子は元日本代表や海外のクラブチームで活躍したハーフナー・マイクさんです。
ハーフナー・マイクさんは長身フォワードでしたが、父親はゴールキーパーなんですね。
前川黛也選手は、AFCアジアカップ2023に出場していますが、実は父親の和也さんも、アジアカップ1992に出場しています。
しかも、準決勝の中国代表戦、決勝のサウジアラビア戦に出場し、見事アジアの頂点に輝いています。
まだJリーグが開幕する前でしたが、日本でもサッカー熱が高まってきた時でとても懐かしです。
サンフレッチェ広島を退団後は、大分トリニータに移籍し現役を引退しています。
前川黛也選手が幼少期に大分トリニータの下部組織でプレーしたのは和也さんの移籍チームだったからですね。
現在、父親の和也さんは、FCツネイシのGKコーチを務めています。
FCツネイシは広島県で活動しているU-18を頂点とするサッカークラブです。
過去にはサンフレッチェ広島やドイツの名門バイエルン・ミュンヘンと提携していたそうです。
母親
母親の名前は志穂さんです。
ただ、母親の志穂さんの情報はあまりありませんでした。
ネット上を調べてみると父親・和也さんと結婚した際の披露宴の写真がありましたが、とてもきれいな方でした。
前川黛也選手はキリっとして男前ですのでお母さんに似たのかも知れませんね。
家族のエピソード
前川黛也選手は父親の和也さんが現役時代の頃は、まだ幼かったので覚えてないそうです。
ただ、やはりサッカーをしている以上前川和也の息子として見られたそうです。
特に同じゴールキーパーのポジションをするのであればなおさらでした。
ただ、ユースにあがれなかった時に父親に弟子入りすることになります。
そのころは、和也さんは福山市に単身赴任していたそうで、週に1回家に帰ってきたときに前川黛也選手を指導していたそうです。
「黛也はずっと“プロになりたい”と言っていた。じゃあ、そう考えているんだったら、焦ってはいけない。彼には“気長に考えた方が良い”と言いました。」
引用元:Number Web
父親の和也さんは前川黛也選手に常に寄り添うという感じだったようです。
前川黛也選手の凄いところは、継続を続けたところですよね。
今では、日本代表に選ばれるまでに成長しましたので、和也さんも喜んでいるのではないでしょうか。
兄弟は弟が1人
前川黛也選手の兄弟には、弟が1人いましてお名前は『天良さん』だそうです。
「前川天良」で検索すると、リクナビ2024のサイトが出てきました。
食品会社のの社員インタビューで、営業として働かれていると答えていました。
おそらく大学や珍しいお名前の漢字が一緒でしたので、本人ではないでしょうか。
もともと社会人サッカーでもプレーをしているようで、ポジションはゴールキーパーです。
#前川天良 選手コメント続き🔽
引き続き今シーズンもSHIBUYA CITY FCでプレー出来ることを嬉しく思います。昨シーズンは悔しい結果に終わりましたが、今シーズンは自分自身のレベル・クオリティを上げることにより、結果に結びつけていきます!
今シーズンも応援よろしくお願いします!LOVE SHIBUYA. pic.twitter.com/u7fSPwJyoa— SHIBUYA CITY FC (@SHIBUYACITYFC) January 31, 2022
2023年1月まで、SHIBUYA FCに所属していました。
父親とお兄さんと同じポジションなんですね。
実は、前川黛也選手が父親の和也さんに週に1回の指導を受けていた時に天良さんも一緒に参加していたそうです。
まとめ:前川黛也選手の家族・両親はどんな人?父も兄弟もサッカー選手!スポーツ一家についてまとめ
今回は、日本代表のゴールキーパーでヴィッセル神戸でプレーしている前川黛也選手の家族構成や経歴について調べました。
・お父さんは元日本代表ゴールキーパー前川和也さん
・弟は社会人サッカーをしている営業マン
・前川黛也選手はサンフレッチェ広島ユース出身
・高校生のころは、弟と共に父親から指導を受ける
などなどたくさんのエピソードがありました。
年齢的にはベテランの域に達しており、遅咲きの日本代表選出選手と呼ばれていますが、持ち前のリーダーシップでぜひレギュラーを掴んで欲しいです。