丸佳浩選手は、セ・リーグMVP2回、ゴールデングラブ賞外野手部門7回受賞など、タイトルを何度も獲得している野球選手です。
プロ入りから10年以上たった今も外野手、スラッガーとしてバリバリ活躍していますが、高校時代は意外にも2年生で出場した夏の甲子園以降は投手に転向。
エースとして活躍していましたが、プロ入り後は再び野手転向。
WBSCプレミア12の2019年大会では日本代表に選ばれ、金メダルも獲得しています。
2024年シーズンも1番打者に定着し、ベテラン選手となった今もスタメンで活躍し続けている丸選手。
丸佳浩選手の丈夫な体や野球の技術を身に着けたのは、幼少期から野球に取り組ませてくれた両親のおかげともいえるでしょう。
今回は、丸佳浩選手の両親やきょうだいについて調査しましたのでまとめていきます。
丸佳浩選手の父親はどんな人?理髪師として地元で活躍?
丸佳浩選手の父親は浩二さんという名前です。
生年月日は明かされていませんが、2018年末時点で55歳だったため1963年生まれだと考えられます。
父親は丸佳浩選手の地元、千葉県勝浦市で理髪店を経営しています。
理髪店の名前は「勝浦カットサロンまる」です。
また、父親は野球経験者であり勝浦市にある大原高校野球部OBでもあります。
この経験を活かし、丸佳浩選手が小学3年生の時にソフトボールを始めた頃から野球についていろいろ教えていたそうです。
年上のチームメイトがホームランを打つ姿を見て丸佳浩選手は、「僕もホームランを打ちたい」と父親に言ったところ、
「打ちたかったら練習するしかない」
引用:産経新聞
と返されました。
その後、父親から素振りの際の腰の回し方を教わり、毎日理容店の近くにある駐車場で小学校に合った4mの竹を素振りに利用したそうです。
竹で素振りする方法は、同じく千葉県出身の元野球選手である高橋由伸選手の練習法から真似したと語っています。
丸佳浩選手は広島から巨人にFA移籍した際、
「子供の頃からプロ野球を見に行くといえば東京ドームだった。小さい頃からの憧れ、夢が決め手になった」
引用:産経新聞
と語っていました。
そんな丸佳浩選手の父親は巨人ファンというよりは、長嶋茂雄さんの熱烈なファンだと地元関係者にも知られているようです。
「巨人ファンというよりも長嶋信者」
引用:イザ
また、松井秀喜選手も好きで、テレビではよく巨人戦を見ていたそうです。
しかし、千葉県在住にも関わらずロッテの本拠地である現在のZOZOマリンスタジアムではなく、東京ドームまで見に行っていたことを考えると、父親の影響で丸選手は幼少期から巨人ファンになったとみていいでしょう。
また、父親は丸佳浩選手に関して幼少期から野球に関しても、私生活に関してもあまり手のかからない子だったと語っています。
「野球でも、私が言うのはへたくそなら練習すればいいじゃないかぐらい。佳浩は前向きな性格だから、練習すればいいだけだと黙々と素振りをしていた」
引用:産経新聞
漁師町で育ったため、砂浜で走り込みをすることもあった丸佳浩選手は、幼少期から足腰がしっかり鍛えられていたと考えられます。
育った町と野球経験者の父親の元に生まれたのも、丸佳浩選手にとってプロ野球選手になる最高の環境があったといえるでしょう。
丸佳浩選手が広島に所属していた頃は、わざわざ広島から父親経営の理髪店にやってくるファンもいたといいますが、丸佳浩選手が巨人にFA移籍直後は1日最高30件もの無言電話がかかってきたり、不幸の手紙が届いたりと散々な目にあったそうです。
丸佳浩選手のFAの去就について相談はなく、父親もFA先を自分で決めてほしいと語ったこともありましたが、ここまで悪い意味で反響があるとは思わなかったでしょう。
丸佳浩選手のFA移籍以降、ご両親はあまり取材を受けることがなくなってしまったのか2019年以降、両親が丸佳浩選手関連でインタビューを受けている記事は出てきませんでした。
年齢のことを考えると、まだ理髪店を経営している可能性が高いと思いますが、過激な野球ファンに苦しめられていないことを祈りたいです。
丸佳浩選手の母親はどんな人?偏食家の丸佳浩選手にどう対応した?
丸佳浩選手の母親は、利栄(としえ)さんという名前です。
生年月日は明かされていませんが、2018年末に52歳だったことから1966年生まれだと考えられます。
現在は、理髪店を経営する夫の手伝いをしていると思われます。
父親は手のかからない子供だったと丸佳浩選手について説明していましたが、母親からするとそうもいかないでしょう。
何と言っても丸佳浩選手はかなりの偏食家で野菜嫌い。
野菜に関しては「人間の食べ物じゃない」と評したこともあるほどです。
プロ入り後球団関係者が、必死にブロッコリーだけでも食べさせたという逸話もあります。
そんな丸佳浩選手の体を丈夫にするため、母親が作ったのがつみれ汁です。
いわしの中骨を取り、他の骨は取り除かずすり鉢で潰し作ったつみれをたくさん入れて丸佳浩選手に出したところ好評だったそうです。
現在も丸佳浩選手におふくろの味を聞くと、「つみれ汁」と答えてきそうですね。
プロ3年目でやっと1軍昇格した時、丸佳浩選手は両親に1軍入りすると報告し、そのまま両親は立見席でも見れればと試合が行われる東京ドームに車をかっとばしたそうです。
代打で1軍の試合に初出場した際、母親は涙をうるませてしまったと語っています。
現在も活躍する丸佳浩選手を心から応援していることでしょう。
丸佳浩選手にきょうだいはいる?小さい頃から面倒見がよかった?
丸佳浩選手には妹が2人います。
<兄弟構成>
- 丸佳浩選手
- 妹が2人
妹は一般人のようで、詳細なプロフィールは明かされておらず、上の妹とは2歳違いな事しか明らかになっていません。
理容店での手伝いをしているわけではなさそうです。
父親は丸選手に関して、
「何も言わなくても2人の妹の面倒をみてくれる」
引用:産経新聞
と語っており、幼少期から妹の世話に積極的に参加していたと思われます。
丸佳浩選手は、遊びに行きたい日に妹の面倒を両親に頼まれてしまいどうしようか悩んだところ、下の妹用のミルクを作りベビーカーに乗せ、上の妹の手を引いて公園に遊びに行ったこともあるとか。
丸選手は現在3人の子宝にも恵まれ、公園に遊びに行くこともあると語ったことがあります。
幼少期から子育ての方法も身に着けていたということでしょう。
まとめ:丸佳浩選手の両親は地元勝浦市で理髪店を経営している!幼少期から妹2人の世話をしていた!
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では、今回のまとめです。
- 丸佳浩選手の実家家族構成は、両親と妹2人です。
- 父親は千葉県勝浦市で「勝浦カットサロンまる」という理髪店を経営しています。
- 父親は高校球児だったため、丸佳浩選手がソフトボールを始めた際は素振りの仕方を教えたり、竹で素振りをするという練習方法を伝授したりしたそうです。
- また、父親は長嶋茂雄終身名誉監督の大ファンであり、松井秀喜選手が好きだったため、幼少期からよく巨人戦を見て育ったことから丸佳浩選手も巨人ファンになりました。
- 母親も父親の理髪店の手伝いをしているようで、丸佳浩選手が初めて1軍の試合に出場した際は感動で目がうるんでしまったと語っています。
- 丸佳浩選手は幼少期から面倒見がよかったようで、両親は丸佳浩選手に妹の世話を頼むこともあったそうです。
遊びに行きたい日に妹の世話を任された場合は、妹2人を連れて遊びに行くこともあったそうで、丸佳浩選手は幼少期から合理的に物事を進められる性格だったのでしょう。
丸佳浩選手の面倒見の良さは、結婚して子供ができた現在も活かされているに違いありません。
最後までご覧いただきありがとうございました。