サッカー選手

中野伸哉選手のプレースタイルや移籍理由について

画像引用:Instagram

16歳でデビューしたJリーガーの中野伸哉選手

サガン鳥栖を経て現在はガンバ大阪でプレーしています。

サイトバックとして将来の日本代表が期待されていますが、どのようなプレースタイルなのでしょうか?

また、これまでの経歴や移籍理由になどについてもまとめましたので、ぜひ最後まで読んでください。

<この記事をよんでわかること>
・中野伸哉選手のプレースタイル
・経歴や移籍理由、また今後の展望を考察

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これまでの経歴について

ご存じの方も多いと思いますが、中野伸哉選手のプロフィールをまとめました。

生年月日:2003年8月17日
出身地:佐賀県佐賀市
身長:173㎝
体重:63㎏
出身クラブ:サガン鳥栖ユース
所属クラブ:サガン鳥栖→ガンバ大阪

小学1年生の時にサッカーを始めた中野伸哉選手ですが、きっかけはサガン鳥栖の試合を観戦したことでした。

サガン鳥栖の試合をスタジアムに見に行ったら、トヨさん(豊田陽平)とかがすごいかっこよくて、サッカーって楽しいと思いました。そして「自分もサッカーをやりたい」「大きくなったらJリーガーになって、ここでプレーするんだ」と思ったんです。

引用元:Jリーグ

豊田陽平選手と言えば、元日本代表でサガン鳥栖においてはレジェンドですよね。

実はサイドバックとして活躍してる中野伸哉選手ですが、中学生までは、フォワードなどの前線を務めるプレーヤーだったんです。

サガン鳥栖アカデミー出身ですが、小学生の時に受けたセレクションには一度落選しており、その後改めて受験した中学生のチームを対象にした試験に合格し、見事入団しています。

それから間もなく日本代表U-15に選出され、2020年8月1日にクラブ史上最年少記録の16歳11か月15日でのJリーグ出場を果たしました。

歴代1位は元日本代表の森本貴幸選手の15歳10か月6日。
※久保建英選手は16歳5か月22日でデビュー

中野伸哉選手がこれまでの早くに頭角を現した選手と違う点があります。

それはポジションです。

デビューが若い選手を調べてみると、フォワードなどの攻撃の選手が多く名前を連ねていました。

中野伸哉選手のポジションであるサイドバックも確かに現代サッカーでは、攻撃の起点になる位置ではありますが、完璧に体が出来上がってない年齢で守備のポジションでトップチームに抜擢されるのは凄いですよね。

しかもサイドバックに転校したのは中学2年生のころからなので、驚きです。

その後、17歳6か月10日でのJリーグ開幕スタメン史上最年少記録を更新しています。

 

この記録更新は24年ぶりなんです。

それまでの記録は稲本潤一選手の17歳6か月25日

このことからもいかに中野伸哉選手が特別なのかわかりますよね。

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プレースタイルについて

中野伸哉選手の特徴についてまとめました。

・左右のキックの精度が高い
・バランス感覚に優れている
・国際大会の経験が豊富

まず、挙げれるのは左右どちらの脚からでも同じ精度のキックが蹴れる点ですよね。

過去のインタビューで、自然と両足で蹴れるようになったと答えています。

小学生くらいから蹴れていて、左右どちらのキックも違和感なくやっていました。だから右サイドでプレーするときも、視野の感覚は変わりますが、キックに関してはまったく問題ありません。

引用元:GOAL

両足蹴れるということは、左右どちらのサイドバックをこなせる要素になりますので、チームとしてはとても重宝されますよね。

また、バランス感覚にも非常に優れた選手で、すべてのステータスが高いレベルにあります。

身長はそんなに高くないのですが、技術で空中戦を制したり1対1の場面でも体の使い方がとても上手なプレーヤーです。

中野伸哉選手はリバプールのロバートソン選手のプレーを参考にしているそうです。

リヴァプールのロバートソン選手は、すごく自分の目指しているスタイルです。まず攻撃的で、クロスもめちゃくちゃいいのを上げるんですよ。やっぱり、ああいう攻撃的サイドバックに僕はなりたいので。そこを目指してやっています。

引用元:GOAL

ロバートソン選手と言えば、スコットランド代表のキャプテンを務める名選手ですよね。

他にも中野伸哉選手の強みと言えば国際大会の経験が豊富な点にあるのではないでしょうか。

U-15代表・・・12試合 1ゴール
U‐16代表・・・15試合
U‐17代表・・・9試合
U‐18代表・・・3試合
U‐24代表・・・1試合

2019年 FIFA U- 17ワールドカップ 全試合スタメン出場

各年代の日本代表に選ばれているまさに逸材です。

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なぜガンバ大阪に移籍したのか

2023年8月8日にガンバ大阪に期限付き移籍をし、2024年より完全移籍をしました。

サポーターの中では、中野伸哉選手の移籍に疑問をもっている人もいるのではないでしょうか。

サガン鳥栖はガンバ大阪と同じJ1リーグをカテゴリーに戦っているチームであり、2023年シーズンの成績はサガン鳥栖の方が上位なんです。

2023年Jリーグ順位
サガン鳥栖・・・14位
ガンバ大阪・・・16位

ちなみに中野伸哉選手は2023年シーズンはレンタル移籍でガンバ大阪でプレーしています。

 

移籍した際にサガン鳥栖サポーターにコメントを発表しています。

サガン鳥栖の公式HP上では「サガン鳥栖から海外に行くと言っていたのですが、それが叶わず恩返しができないことがとても悔しいです。これからガンバ大阪で活躍し海外に行って、どんな形であれサガン鳥栖に必ず恩返しできるように頑張っていきます」と感謝の言葉を述べました。

引用元:YAHOO!JAPANニュース

この移籍に関しては環境を変えたいというのが真相ではないでしょうか。

”サガン鳥栖の宝”として育てられていた中野伸哉選手ですが、2022年シーズンに川井健太監督が就任すると序列が下がっていた印象です。

世代別代表にも選出されなくなりました。

川井健太監督は過去の取材で中野伸哉選手に言及しています。

「多くの選手は、ミスがあったとして、改善するために『この中から探せばいい』となる。でも伸哉の幅は広くて、僕らもその中でいろんなものを触ったんですけど、『左サイドバックのこれ』では終わらない。たとえば、『左足コントロールでそっち側に』と思うんですけど、彼にとっては右足ワンタッチで蹴れる。そうした小さなズレがたくさんあって、僕らもたくさんアプローチし、彼も変わろうとしていたけど、時間は止められないので、成長のためには環境を変えるのが大事じゃないかと。それで彼のメンタル、フィジカルの回線がつながったらと思っています」

引用元:Web Sportivaサガン鳥栖

サガン鳥栖も過去に多くの選手を海外に送り出しており、中野伸哉選手もイタリアのサッカー情報サイトで高い評価を受けていました。

「2003年生まれのシンヤ・ナカノは、ヨーロッパサッカーへの飛躍の準備ができている有望な若手の1人とみられている」

引用元:GOAL

ガンバ大阪への移籍はまずはJリーグでしっかり結果を残し、今後海外移籍をする足がかりにしたいと考えているのではないでしょうか。

2024年シーズン途中には、ガンバ大阪とパートナーシップ契約を結んだオランダの名門アヤックスの練習に参加しています。

近い将来に海外移籍が報じられるかもしれませんね。

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まとめ:中野伸哉選手のプレースタイルや移籍理由について

今回は、ガンバ大阪でプレーする中野伸哉選手のプレースタイルや移籍について調査しました。

・16歳でJリーグデビュー
・各世代の日本代表に選出される
・左右両方ボールをけることができる
・環境を変えるために移籍をしたのではないか

若くして多くの試合に出場している選手ですので、ぜひ日本代表でもその姿を見たいですね。