2022年からは副キャプテンに就任し、若きリーダーとしてチームをまとめています。
西尾隆矢選手のポジションはディフェンダーですが、プレーの魅力は守備だけにとどまりません。
本記事では、西尾隆矢選手のプレースタイル、そして今後の展望について予想していきます。
〈この記事でわかること〉
- 西尾隆矢の経歴とプレースタイル
- 実績
- 着用しているスパイク
- 西尾選手のこれからについて
西尾隆矢の経歴
まずは、西尾隆矢選手のユース時代の経歴を紹介します。
FCグラシオン→セレッソ大阪U-15→セレッソ大阪U-18
小学生の頃は、町のクラブチームのFCグラシオンでプレーしていました。
実は、サッカーと並行して野球チームに所属しており、中学生になるタイミングでサッカー一本に絞ったようです。
小学生まではさまざまなポジションでプレーしていました、セレッソ大阪ジュニアユース入団後にセンターバックに固定されました。
セレッソアカデミーで多くの指導者に出会いましたが、U-18の時に指導を仰いだ村田一弘さんにはディフェンダーの基礎を叩き込まれたようです。
マンツーマンで指導してもらうこともあって、DFとしての技術を一番教えてもらいました。村田さんもCBだったので、個人戦術も叩き込まれて、「一人で守れるぐらいの意志を持て」と言われていました。
引用元:GOAL
村田一弘さんにはU-23時代にも指導してももらっているので、師匠のような存在ではないでしょうか。
村田 一宏
生年月日:1969年5月12日
年齢:54歳
三菱重工業サッカー部→ヤンマー(現セレッソ)→セレッソ→大分FC(現トリニータ)
西尾隆矢選手は高校2年でJ3の試合に初出場し、その後2020年にトップ昇格を果たしています。
西尾隆矢選手のプレースタイル
2024年シーズンが開幕戦、対FC東京戦は2‐2のスコアレスドローに終わりました。
西尾隆矢選手は残念ながらスタメンを外れ、現時点での序列は2番手・3番手の評価です。
身長180㎝ 体重77㎏
西尾隆矢選手の最大の特徴は、恵まれた体格を生かしたパワフルな守備です。
空中戦においても強さを発揮する姿は、チームにとっては頼もしい存在ですよね。
身体を使ったプレーに目がいきがちですけど、技術にも定評があります。
後方や斜めからからのタックルがとても得意で、一歩間違えればファウルを取られるところを、上手さでカバーしています。
また、カバーリングの意識が高く戦術の理解度が高いです。
西尾隆矢選手は、チーム内の対談の中で心掛けていることを話しています。
もちろん、失点しないことが第一ですが、ビルドアップでいかに前にいいボールを提供するかも意識しています。守備では、ゴール前ではもちろん自分が体を張りますが、できるだけ自分がボールを取りたいところへ相手にパスを出させるように、前の選手をコーチングで動かすことも心掛けています。
引用元:YANMAR
サッカーIQも非常に高いですよね。
そして、何より生え抜きという武器があります。
同じディフェンダーの舩木選手や喜田選手などと同じアカデミー出身ですので、セレッソのサッカーが叩き込まれています。
リーダーシップ性が優れている
西尾隆矢選手は2022年から副キャプテンを任命されており、今年は「優勝を目指して、山下キャプテンと共にチーム全員をサポートしていけるように頑張ります」とコメントしています。
2023年は、大きく試合出場数を減らしたのですが、チームからの信頼は変わらず厚いです。
また、熱いプレーでファンからも愛されています。
また、クイズ王伊沢拓司さんとの対談したときには、メンタルを絶賛されていました。
メンタルに関しては、中学校時代に大畑開さんに鍛えられたそうです。
メンタルのこと、人間性、人としてのあり方を教わりました。「真面目に、謙虚に、泥臭く」という3原則はこの頃からずっと言われていて。
引用元:GOAL
泥臭くというのは、まさにがむしゃらなプレーに表れてますよね。
大畑 開
生年月日:1981年7月12日
年齢:43歳
出身大学:阪南大学
実績と代表について
これまでの成績を年度別にまとめました。
J1 | |||
年度 | 試合数 | ゴール | アシスト |
2021 | 31 | 2 | 0 |
2022 | 24 | 0 | 1 |
2023 | 9 | 0 | 0 |
Jリーグカップ | |||
年度 | 試合数 | ゴール | アシスト |
2021 | 5 | 0 | 0 |
2022 | 5 | 0 | 0 |
2023 | 4 | 0 | 0 |
プロデビュー後はコンスタントに試合に出場していましたが、作シーズは大幅に出場数を減らしています。
今年のパリオリンピックに向けて、アピールしたいところですよね。
西尾選手自身「全てにおいて足りないからこそ、出ることができない」とインタビューに答えていました。
肉断ちをしているのですが、今年から解禁し力をつけようとしています。
「世界の祭典に出るのは一つの目標。サッカー選手でもひと握りしか出られない。タイトルを獲れれば選手の価値も上がりますし、優勝したいですね」
引用元:YAHOO!ニュース
代表歴
・U-15日本代表
・U-16日本代表
・U-17日本代表
・U-18日本代表
・U-19日本代表
・U-21日本代表
・U-22日本代表
各世代の代表に選ばれており、2022年は日本代表候補にもなりました。
セレッソで定位置を掴むことができれば、正式な日本代表も見えてくると思うので、まずはチーム内での競争に勝って欲しいですよね。
着用しているスパイク
西尾隆矢選手が愛用しているスパイクのメーカーはプーマです。
2023年に行われたAFC U23アジアカップでは「プーマキング アルティメット プーマブラック」を着用しています。
「PUMA KING ULTIMATE (プーマ キング アルティメット)」の最新作が販売開始!!
プーマキング アルティメット FG/AG プーマブラックhttps://t.co/ZQ5ZZz0Dgb#ゲキサカ #サッカースパイク #プーマキング #プーマ pic.twitter.com/0pxbEAT7oa
— ゲキサカ (@gekisaka) June 22, 2023
最近はカラフルで派手なスパイクが多いですが、プーマキングは色が落ち着いて、とてもクラシカルでデザインです。
K-BETTERと言われる素材が使われており、カンガルーレザーよりも軽く、耐久性に優れています。
西尾隆矢選手以外で履いている選手では、ドイツでプレイしている元日本代表キャプテン長谷部誠選手がいます。
長谷部選手はドイツ・ブンデスリーガにおいて現在最年長選手です。
レジェンドと同じスパイクなんですね。
西尾隆矢選手の今後について
西尾隆矢選手の今後ですが、世代別代表経験も豊富ですし、統率力もあることから数多のチームが注目しています。
もしかすると出場機会を求めて移籍するかもしれませんね。
しかし、国内であればレンタルになるのではないでしょうか。
年齢も若いですし、生え抜きですからそう簡単には手放さないと思います。
今後のパリオリンピックの活躍次第では海外が視野に入るかもしれません。
香川選手や清武選手などセレッソには海外で高い評価を得た選手が在籍しています。
そういった選手から情報を仕入れているかもしれませんね。
同じ年齢の久保選手はスペインの舞台でレギュラーを張っていますから、大いに刺激になっているのではないでしょうか。
まとめ:西尾隆矢選手のプレースタイルとリーダーシップについて!愛用スパイクも
今回は、西尾隆矢選手のプレースタイルなどについて調査しました。
恵まれた身体能力と高いサッカーIQで世代のトップを走ってきたことがわかりましたね。
また、メンタルがとても強くリーダーシップ性にも優れています。
そして、生え抜き選手として、チームやファンからの信頼は絶大です。
今年は、オリンピックも開催されますので、選ばれるためにはレギュラー争いに勝つ必要があります。
ぜひ、パリの地で西尾隆矢選手が躍動する姿を見てみたいです。