整った顔立ちに長い手足が際立つ後藤音羽選手は、ご両親が二人とも元日本代表のバスケ選手!
以下は、冬の風物詩、高校バスケウィンターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)!男女各60校の頂点を決める、高校バスケ最高峰の大会です。
🔥注目選手🔥
【インターハイ女子注目選手】後藤音羽(浜松開誠館)「チーム不沈のカギを握るのは成長著しい2年生」https://t.co/bDggvD75k8
インターハイ注目選手第3弾は浜松開誠館 #後藤音羽
U16代表でも活躍した後藤にインターハイでの意気込みを聞きました💫#高校バスケ #インターハイ2023 pic.twitter.com/1SQj8QaAee— バスケットボールキング (@bbking_jp) July 20, 2023
注目選手も多い大会ですが、今回は静岡代表として出場した、 浜松開誠館高等学校の後藤音羽選手について更に知りたくなりました。
家では常にNBAが流れていたという環境で育った後藤音羽選手はどんな家族の元育った選手なのでしょうか?
また、弟もバスケ選手というアスリート一家に育った後藤音羽選手のご両親はどんな方だったのか気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、後藤音羽選手のご家族を中心に以下についてまとめましたよ。
この記事でわかること
- 後藤音羽選手の家族構成
- 後藤音羽選手の両親も元選手で活躍が凄い!
- 後藤音羽選手の弟についても
- 後藤音羽選手のキャリア
後藤音羽選手の家族構成は4人!
後藤音羽選手の家族構成を見てみましょう。
- 父親:後藤正規さん(元バスケ日本代表)
- 母親:後藤(旧姓 竹内)高美さん
- ご本人:後藤音羽選手
- 弟:後藤大駕選手(浜松開成館高等学校)
後藤音羽選手は、ご両親と弟の4人家族。
中からも外からも得点を決められるオフェンス力に定評のある後藤音羽選手のご両親は、ともにシューターとして日本のバスケ界を支えてきた後藤正規さんと後藤(旧姓 竹内)高美さんです。
また、2学年下の弟、後藤大駕選手も後藤音羽選手と同じく浜松開誠館高等学校のバスケ部に所属しています。
後藤音羽選手の父親は、元バスケ日本代表の後藤正規さん!
後藤音羽選手の父親、後藤正規さんは、現在、浜松開誠館高等学校の男子バスケ部のヘッドコーチとして活躍しています。
現役時代は、三菱電機、NKK、アイシン精機のバスケ部に所属し、日本代表でも活躍した、バスケファンにはおなじみの選手でした。現役引退後は筑波大学の大学院へ進学し、東海大学男子バスケットボール部のアシスタントコーチなどでも活躍をしていました。
東海大学のアシスタントコーチ時代の教え子には、現在千葉ジェッツの西村文男選手、京都ハンナリーズの古川孝敏選手、佐賀バルーナーズの満原優樹選手などがいます。
また、後藤正規さんの現役時代、企業スポーツの廃部や休部が相次いでおり、そのことを題材としたノンフィクション小説『ファイブ』(NHK出版刊)の重要人物として後藤正規さんも小説に登場しています。
ノンフィクション小説『ファイブ』とは
出典:幻冬舎
日本のノンフィクション作家 平山 譲氏による2004年にNHK出版から刊行されたノンフィクション小説。1990年代当時の日本バスケ・JBL二部リーグで低迷していたアイシンシーホース(現 シーホース三河)。一部に昇格するも、補強に苦戦していたことからベテラン選手を獲得することに。経験豊富な個性豊かなベテラン選手が強豪チームに挑む姿を描いています。
漫画化、文庫化、2008年には岸谷五朗主演で正月ドラマスペシャルとしてテレビドラマ化もされました。ドラマでは、後藤正規さんをモデルにした役は、田中要次さんが演じていました。
浜松開成館高等学校男子バスケ部の創部から関わっており、創部10年目となる「SoftBank ウインターカップ2021 令和 3 年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会 (ウインターカップ2021)」で初出場を果たしています。
出典:月刊バスケットボール
後藤 正規(ごとう まさき)
生年月日:1970年10月19日
出身地:静岡県
身長:189cm
ポジション:SG
【出身校/在籍チーム】
中学:浜松市立雄踏中学校
高校:興誠高校
大学:日本体育大学
1993年〜1996年:三菱電機
1996年〜1998年:NKK
1998年〜2005年:アイシン精機(プロ契約/引退)
後藤音羽選手の母親は、元日本代表の旧姓 竹内高美さん!
後藤音羽選手の母親は、現在バスケ解説者としても活躍している竹内高美さんです。
後藤(旧姓 竹内)高美(ごとう たかみ)
生年月日:1971年8月17日
出身地:愛知県刈谷市
身長:178cm
ポジション:C/F
【出身校/在籍チーム】
中学:名古屋市立守山中学校
高校:名古屋短期大学付属高等学校(現・桜花学園高等学校)
短大:愛知学泉女子短期大学(現・愛知学泉短期大学)
1992年〜1999年:シャンソン化粧品
1999年〜2000年:トヨタ自動車(引退)
シャンソン化粧品時代は、公式戦54連勝、リーグ10連覇という成績を残し、シャンソン化粧品黄金時代の一人として活躍しました。
学生時代から頭角を現しており、名古屋短期大学付属高等学校在学中の1989年には、富岡高校の加藤貴子選手とともに日本のバスケ史上初めて高校生ながら日本代表に選出されています。
こちらは貴重な1987年のインターハイ女子バスケ決勝の映像です。名古屋短大付属の14番が当時1年生の竹内高美さんです。 準決勝でもチームの得点の3分の1を決めていましたが、この試合でも約3分の1の得点を決めています。シューターとしての才能は娘である後藤音羽さんにも引き継がれていますよね。
その後も世界選手権、バルセロナオリンピック、アジア競技大会などで主力選手として活躍していたのを記憶している方も多いのではないでしょうか?後藤正規さんとは2003年に結婚をしています。
後藤音羽選手の弟もバスケ選手!
後藤音羽選手の2学年下の弟、後藤大駕選手も浜松開誠館高等学校のバスケ部に所属しています。
📝ピックアップ📝
大会最長身の195センチ…浜松開誠館を支える後藤大駕「個人じゃなくてチームで戦う」https://t.co/Sfufe6ev6B
バスケ一家で育ち、3ポイントシュートの練習にも取り組んでいるというビッグマンについて、小沼克年氏(@onucchon)がレポートします。#全中バスケ pic.twitter.com/ID3sq9bRcZ— バスケットボールキング (@bbking_jp) August 23, 2023
後藤 大駕(ごとう たいが)
生年月日:2008年12月23日
出身地:静岡県
身長:196cm
ポジション:C
【出身校】
中学:浜松開誠館中学校
高校:浜松開誠館高等学校
父親である後藤正規さんの身長を追い越し、196㎝という恵まれた体格で浜松開誠館高等学校では1年生から主力として活躍しています。自分よりもサイズのある留学生プレーヤーにも臆することなくリバウンドに挑むなど、アグレッシブなプレーで注目を集めています。
ヘッドコーチと選手として、後藤正規さんと後藤大駕選手がともに活躍する姿はファンにとってはとても嬉しいですよね。
後藤音羽選手のプロフィール
出典:X
後藤 音羽(ごとう おとは)
生年月日:2007年2月13日
出身地:静岡県(愛知県刈谷市生まれ)
身長:179cm
ポジション:SF
【出身校/在籍チーム】
ミニバス:雄踏ミニバス
中学:浜松開誠館中学校
高校:浜松開誠館高等学校
U16日本代表
U17日本代表(キャプテン)
バスケットを始めたきっかけは?
小学校1年生の時に友達に誘われたことがきっかけでバスケを始めたという後藤音羽選手。
静岡県の雄踏ミニバスに入団し、小学校6年生の時には、チームにとって25年ぶりとなる県大会出場に貢献しました。
中学校は浜松開成館中学校へ進学。中学3年時には、チーム9年ぶりとなる全国大会へも出場を果たしています。
高校も中学と同じく浜松開成館高等学校へ進学。1年生の頃から主力選手として活躍し、インターハイとウィンターカップに3年連続出場し、U16日本代表にも選出されるようになります。
2024年12月に開催されたウィンターカップでは、1回戦の近江兄弟社戦で36得点、2回戦の千葉英和戦では32得点とスコアラーとしての実力を遺憾無く発揮。
惜しくも3回戦の近江女子戦で敗れてしまいましたが、その存在感は多くの人の心に残ったのではないでしょうか?
高校卒業後の進路は?
高校卒業後は、大学女子バスケの強豪 東京医療保健大学への進学が決まっています。今後の活躍に期待したいですね!
まとめ:後藤音羽選手の父親・母親も元バスケ日本代表選手!弟もバスケ選手のスポーツ一家【高校バスケ】
今回は、ご両親ともに全日本にも選ばれた経験のある後藤音羽選手のご家族について、まとめてみました。
将来は、両親が叶えられなかった五輪出場を目標にしているという後藤音羽選手。Akatsuki JAPANとして活躍する姿が楽しみですね!