井上温大選手は、高校3年生の春の群馬県大会で、強豪の健大高崎高校に対し5回無失点の好投を見せ、注目されていたサウスポーです。
2023年で2軍戦であるイースタンリーグで好成績を残し、2024年シーズンは開幕こそ2軍で迎えたものの1軍での活躍機会を増やしています。
最速153km/hの左腕には巨人ファンから期待が集まっていますが、現在の阿部監督から指摘されている弱点はベースカバーの甘さです。
この弱点さえ克服できれば、もっと先発登板の機会が増えてくると思われます。
高卒5年目の選手なので、2025年以降はより1軍での登板機会の増加を期待したいですね。
今回は、井上温大選手の実家家族や幼少期のエピソードについて調査しましたのでまとめていきます。
井上温大選手の父親はどんな人?息子に怒られたこととは?
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井上温大選手の父親は、典之さんという名前です。
2024年8月末時点で50歳であることから、1973年か1974年生まれだと考えられます。
職業については明かされていないため、一般企業に勤めている可能性が高そうですね。
取材された際に記事に掲載されたことがあるため、顔写真は検索すれば出てきます。
2024年7月3日、阿部監督の粋な計らいなのか対中日戦が井上温大選手の地元である上毛新聞敷島球場で行われた際、井上温大選手は先発登板。
家族だけでなく、友人や高校時代のチームメイト・監督も井上温大選手の登板を見るために駆けつけました。
父親としては息子が地方凱旋登板するなんて、夢のような気持ちだったことでしょう。
父親は幼少期の井上温大選手について、
「幼稚園の頃なんかは、買い物に行くと服屋さんのでっかいガラスに自分が映ると、それに向かってピッチングフォームをしたりしていたんです。ちょっとでも自分が映るとそんな感じでした。」
引用:スポーツ報知
と、昔から野球のことしか考えていない子供だったということが伝わるエピソードを明かしていました。
井上温大選手のフォームは高校時代からスカウト陣に評価されていますが、幼少期の頃から仰向けに寝て天井に向かってボールを投げることで、リリースポイントを定める練習をしたり、父親から「もうそろそろ止めたら?」と言われてもブロック塀に向かってボールを投げ続けたりと、野球の練習に一生懸命取り組んだ結果がプロ入りに結び付いたことが分かりますね。
しかし、井上温大選手はプロ入り後なかなか1軍に上がれない時期や、ケガに苦しんだ時期がありました。
そんな時、父親は井上温大選手に対し「頑張れ!」とLINEしたのですが、
「頑張ってる。だから頑張れって言わないで!」
引用:スポーツ報知
と怒られてしまったそうです。
また、ケガで苦しんだ際は、
「もう俺ダメかも」
引用:スポーツ報知
と弱音を吐いたこともあったと明かしています。
父親としてはプロの世界で井上温大選手がやっていけるのかどうか、心配になったことでしょう。
その分、井上温大選手が凱旋登板で勝利投手となる日が来たことに、喜びを隠しきれなかったのは当然と言えます。
父親は昔から野球に対し一生懸命に取り組む姿を応援し続けている優しい人だということが分かりますね。
父親は井上温大選手に対し、ローテを守ってほしいと語っています。
井上温大選手が父親の希望通り、プロ野球の世界で先発ローテを守りエースと呼ばれるようなピッチャーになれるよう、活躍を見守りたいですね。
井上温大選手の母親はどんな人?心配性でちょっとネガティブ?
井上温大選手の母親は友里子さんという名前です。
2024年7月時点で51歳だったので、1973年か1974年生まれだと考えられます。
職業に関しては明かされていませんでした。
父親と同じ理由で、顔写真は検索するとすぐに出てきます。
母親は井上温大選手が凱旋登板するとは思っておらず、感激している様子のコメントを残していました。
「地元で投げられるなんて、もう、すごい。なんて表現していいかわからない気持ちです。」
引用:スポーツ報知
また、井上温大選手が凱旋登板した上毛新聞敷島球場は、高校野球部時代最後に登板した球場でもあるため、母親は緊張して力が入ってしまわないかも心配していました。
母親の心配をよそに井上温大選手は凱旋登板で勝利投手となり、ヒーローインタビューにも答え、
「お父さん、お母さん、おじいちゃん、勝ったよ!」
引用:中日スポーツ
と喜びのメッセージを届けていました。
母親は父親以上に、井上温大選手がケガに苦しんでいた時期について悲観的にとらえており、「プロではやっていけないんじゃないか」とまで考えてしまったそうです。
井上温大選手の凱旋登板の姿を見て、母親はとても安心したのではないでしょうか。
母親は井上温大選手の今後の目標について話を聞いたことがあるそうです。
「本人はいつかジャパンのユニホームを着たいって言っていたこともありました。そういう夢を今後、かなえていってもらいたいと思います。」
引用:スポーツ報知
大きな夢を持っている井上温大選手。
2024年で23歳ですから、国際大会に出場するチャンスはまだまだあります。
井上温大選手が日本代表として活躍する姿を見たいものです。
井上温大選手にきょうだいはいる?
<兄弟構成>
- 兄:唯人さん
- 兄の年齢:3歳年上
井上温大選手には、兄が1人います。
名前は唯人さんで、井上温大選手の3、4歳年上です。
井上温大選手が野球を始めたきっかけは、兄が先に少年野球チームに所属していたことです。
練習帰りにはソフトクリームを兄弟で食べて帰っていたそうです。
父親によると井上温大選手は、
「温大はザ・弟キャラ」
と語っています。
チームメイトで、4歳年上の泉圭輔選手は井上温大選手について、
「かわいいのでずっと触っていたい」
とコメントする程可愛がっており、大城卓三選手はベンチで井上温大選手の肩を揉む姿が中継カメラに映ったことがあるそうです。
プロ入り後も先輩達にこれだけ可愛がられると言うことは、幼少期から兄弟仲もよく、兄から可愛がられていたことでしょう。
巨人でも先輩と仲良くやっていけているのは、兄のおかげなのかもしれませんね。
まとめ:父親は井上温大選手を励ましたら怒られた!母親は心配性!野球を始めたきっかけは兄!
では、今回のまとめです。
- 井上温大選手の実家・家族構成は両親と兄1人画いる4人家族です。
- 井上温大選手が野球を始めたきっかけは兄が先に野球を始めていたから。
- 父親が野球経験者かどうかは明かされていませんでした。
- 井上温大選手は幼少期から野球のことしか考えておらず、練習に一生懸命とりくんでいたことが父親から明かされていました。
- 「そろそろ終わろう」と言っても練習をやめなかった井上温大選手に文句を言わず、自由に野球に取り組ませ続けさせてくれる両親がいたからこそ、井上温大選手はプロ入りできたのかもしれません。
- 2024年7月3日に、井上温大選手の地元群馬県にある上毛新聞敷島球場で試合が行われ、井上温大選手が先発登板した際は実家家族そろって観戦。
- その際に取材を受けた父親は、ケガに苦しんだり、なかなか1軍昇格の機会が巡ってこない井上温大選手に「頑張れ」とLINEしたところ、「もう頑張ってるから頑張れって言わないで!」と怒られてしまったそうです。
- 母親はケガで苦しんでいる井上温大選手を見て、プロ野球選手としてやっていけるか不安になってしまったことも。
- 苦しんだ時期を見ているからこそ、両親は井上温大選手の凱旋登板や、勝利投手となってヒーローインタビューを答える姿を見て感動したと言います。
まだ井上温大選手は1軍で活躍し始めたばかり。
若い選手なので、いつか巨人のエースとなってほしいものです。
最後までご覧いただきありがとうございました。