柏レイソルで日本代表の関根大輝(せきねひろき)選手。
ポジションはサイドバックで、パリオリンピックに出場し、その後はA代表に招集されるなど力をつけている選手の一人です。
そんな関根大輝選手はどんなプレースタイルなのか、今回は調査しました。
また、これまでのサッカーの経歴など調べましたので、ぜひ最後まで読んで下さいね‼
<この記事を読んでわかること>
- 関根大輝選手のプレースタイルについて
- 関根大輝選手のこれまでの経歴について
関根大輝選手のプレースタイルについて
関根大輝選手は身長が187㎝の長身サイドバックです。
学生時代から名前は知られてはいましたが、世代別代表などには選ばれていません。
プロ後に才能が開花したといっても過言ではない関根大輝選手は、どのようなプレースタイルなのか調査してまとめました。
- 足元の技術が優れている
- クロスの質が高い
- 複数のポジションをこなせる
- 適応能力が高い
関根大輝選手のプレースタイルをまとめました‼
プレースタイル①足元の技術が優れている
球際に非常に強い選手で、守備面においては絶妙な間合いで詰めボールを奪取する印象です。
大きなミスが少ない感じで常に最善な選択をしている感じがします。
攻撃においてはシザースなどを駆使して相手のタイミングをずらすなど、テクニックに優れていますよね。
細かいタッチでとても丁寧にボールを扱うことが出来る選手です。
「小学校時代から、とにかく足もとに特化した練習、身体中でボールを触っていて、そういう意味では、左右、苦手とかの意識が無いので。小さい頃からのボールタッチが活きていると思います」
引用元:YAHOO!JAPANニュース
プレースタイル②クロスの質が高い
関根大輝選手の大きな特徴として挙げらられるのが、クロスの質ではないでしょうか。
左右両足で正確なキックを繰り出すことが出来るのは、やはり大きな武器と言えますよね。
また、プレーを見ていると他の選手に比べてグラウンダーで供給するクロスの精度が高いように感じます。
緩急も織り交ぜながらのクロスは相手にとって脅威です。
「僕の特徴であるクロスや攻撃参加をしっかり出して、日本の勝利に貢献できるように頑張りたいです。個人としてはアシストだったり目に見える数字を目標にしてやっていきたいと思いますし、チームとしてはメダルを取りに行くので、メダルを取って日本に帰ってきたいと思います」
引用元:SOCCERKING
プレースタイル③複数のポジションをこなせる
サイドバックでプレーしている関根大輝選手ですが、もともとのポジションはセンターバックでした。
高校生時代まではセンターバックを務め、全国大会にも出場するなど中央でのプレーに定評があった選手です。
現在はサイドバックとして期待されていますが、試合展開やチーム事情でもしかすると再びセンターバックを任される時が来るかもしれません。
やはり187㎝の長身はとても魅力的ですよね‼
3バックと4バックでは、監督によってサイドバックに求められる能力が変わってきます。
現在、日本の最高峰のディフェンダーである冨安健洋選手も、戦術によりセンターバックとサイドバックをこなすことができるプレーヤーです。
関根大輝選手は冨安健洋選手とは違ったプレースタイルですが、そういった意味では唯一無二の存在として今後代表でアピールできるのではないでしょうか。
プレースタイル④適応能力が高い
所属の柏レイソルでは、入団後開幕戦からレギュラーで起用されるなど、チームの戦術にとても早く順応することが出来ています。
またU-23でもメンバーに合わせてプレーの選択や幅を変えることが出来るなど、能力の高さを発揮していました。
それが見られたのがパリオリンピックアジア最終予選前の強化試合のウクライナ戦でした。
右サイドにおいて、前半は左利きのパサー山田楓喜選手、後半は右利きのドリブラー平河悠選手と組みましたが、しっかりとそれぞれの特徴を生かしながら連携していたと思います。
「楓喜くんだったら大外でボールを持って、自分がランニングすることによって使ってくれるし、中へのカットインもしてくれる。悠くんだったら、縦に仕掛けられる。うまく2人の特徴を理解できていたし、常にサイドハーフがやりやすいような立ち位置を意識していた。1試合を通して、周りに合わせて動けていたと思う」
引用元:1㎜
その後オリンピックでは、4試合中3試合でスタメンでピッチに立っていますので、同世代でのサイドバックの中では、序列は高いと思われます。
関根大輝選手のプレースタイルへの周囲の評価
柏レイソルOBで同じ”ひろき”である酒井宏樹選手のようにスケールの大きい選手になるように応援している人も多いと思いみたいです。
「自分の名前も“ひろき”なので、凄く言われます。いつも“セキ”と呼ばれているので、レイソルでも“セキ”でお願いしますと言ったんですけど、井原さんからも酒井宏樹に似ているから“ひろき”って呼んじゃうんだよねと言われます」
引用元:ゲキサカ
また、代表では右の伊藤洋輝選手になるように突き抜けて欲しいと期待されています。
「伊藤選手はもともと中央の選手なので、ボランチやCBもできますし、スピードもあって、ウィングバックでもあの対角のキックは“突き抜けたもの”になると思います。そういう意味では理想としている選手です」
引用元:Number Web
柏レイソルではレギュラーの座は不動になりつつありますが、今後日本代表で試合に出場するためには海外組と争うことになります。
ディフェンダーには、富安健洋選手以外にもプレミアリーグで活躍している菅原由勢選手やブンデスリーガでプレーする板倉滉などとても層が厚いです。
関根大輝選手の獲得に向けて、すでに海外クラブが動いている情報がありますので、電撃移籍の可能性は十分にありえるかもしれませんね‼
関根大輝選手のプレースタイルの転機
関根大輝選手がプレースタイルを確立していくにあたり、どのような環境で育ったのか気になり、母校を調べました。
静岡学園時代
静岡県出身の関根大輝選手は中学・高校を静岡学園高等学校で過ごしています。
静岡学園といえばテクニック軍団と知られており、個人技に優れた多くの選手を輩出しています。
同校の川口監督は、静学流サッカーについて個性を伸ばす指導をしており、ストロングポイントを大事にしているそうです。
まさに関根大輝選手の伸び伸びとしたプレーと足元の高さは静岡学園で培ったものなんですね。
ただ、このようにも言っています。
現代サッカーでは思ったことだけをやっていると、上のステージに行った時に行き詰まってしまうから、グループの中で自分の個性を生かしていくわけですよね。それができないと生き残れないんです。
引用元:REALSPORTS
拓殖大学時代
大学1年生の時にサイドバックにコンバートされました。
最初は『えっ!?』と思ったんですけど、プレーしてみたら違和感も全然なくて、むしろ攻撃に行けて楽しいなっていう覚えがあったので
引用元:dmenuニュース
特に説明を受けることなくいきなりだったそうですよ。
しかしこの出来事が大きな転機となり大学3年生で柏レイソルに入団することになります。
中高時代に磨いた個人技を、組織の中で活かす術を身に着けたのが飛躍できた要因かもしれませんね。
まとめ:関根大輝選手のプレースタイル4選を1分で解説!これだけ読めばすぐに分かる!
今回は、柏レイソル所属で日本代表の関根大輝選手のプレースタイルについて調査しました。
- 大学1年生の時サイドバックにコンバート
- 卒業した高校の静岡学園はテクニックの指導に定評がある
- クロスやパスセンスが優れている
今後の関根大輝選手の活躍に注目しましょう‼