
総合格闘家・扇久保博正選手といえば、2021年の「RIZIN.33」で朝倉海選手を破り、バンタム級トーナメント優勝を果たした実力者。
その試合後に行われた“リング上での公開プロポーズ”は、格闘技ファンだけでなく一般の人々の心まで震わせましたよね。
けれど、そこに至るまでの道のりは決して平坦ではありません。
実は彼、過去に離婚というつらい経験をしています。
今回はそんな扇久保選手の「元妻との離婚理由」から「現在の奥さん・京香さんとの馴れ初め」までを、少し私の感想も交えながらお話しします。
扇久保博正の結婚歴は2回!最初の結婚は2011年
扇久保博正選手は2011年頃、まだ格闘家として駆け出しの頃に一般女性と結婚しました。
当時24歳。若くして家庭を持ち、長女と長男の2人の子供にも恵まれています。
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長女:快奈(かいな)ちゃん(2012年4月生まれ)
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長男:現(げん)くん(2014年4月生まれ)
試合で遠征や減量が続く中、家庭を持ちながら挑戦を続けるのは本当に並大抵のことではありません。
私の経験では、仕事に全力投球していると、どうしても「家族との時間」が後回しになってしまう瞬間があるんですよね。
それでも夢を諦めず、格闘技にすべてを懸けた彼の姿勢には、当時からファンも多かったのです。
ですが、扇久保選手は2016年に離婚。
結婚生活は5年ほどで幕を閉じました。
🥀扇久保博正の離婚理由は?格闘家としての現実と家族のすれ違い
ここからが今回の核心部分。
扇久保博正選手の離婚理由については、本人が詳細を語ったことはありません。
しかし、複数のインタビューや時期を照らし合わせると、その背景が見えてきます。
🌍UFC挑戦で味わった「夢の代償」
2016年、扇久保博正選手はアメリカの総合格闘技番組
『THE ULTIMATE FIGHTER(TUF)シーズン24』に挑戦。
UFC契約を目指し、世界中の強豪と戦いました。
決勝まで進出するも惜しくも敗北。
この時、夢をつかみかけて手からこぼれ落ちたショックは相当なもの。
帰国した彼を待っていたのは、まさかの離婚届でした。
彼は後にこう語っています。
「何のために生きていけばいいのか分からなくなった」
夢を追い続けた代償として、大切な家族を失った――
まさに“リングの外の敗北”とも言える出来事です。
💔格闘家の宿命と、妻の不安
格闘家という職業は、勝てば賞金・負ければ収入ゼロという世界。
ケガのリスクも高く、将来の保証もほとんどありません。
実際に、彼がTUFで敗れた後は試合間隔も空き、生活は不安定になっていたようです。
この時期、彼の元妻も2人の子供を育てながら、精神的に限界を感じていたのかもしれません。
私の経験では、どれだけ愛があっても「将来が見えない不安」は、静かに心を蝕みます。
夫が挑戦すればするほど、家庭の方は“現実”に直面してしまう。
そんなすれ違いが積み重なってしまったのかもしれませんね。
🕯離婚後の彼に残ったのは「喪失感」
2016年の離婚後、扇久保選手は深い孤独の中にいました。
「夜中に子供のことを思い出して泣いた」と語っていたほど、家族との別れは彼の心に深い傷を残しました。
しかし、その痛みが彼を強くしたのも事実。
リングに戻ることでしか、自分を取り戻せなかった――そんな印象を受けます。
実際に、後のインタビューで彼はこう語っています。
「格闘技を続けていて良かった。あの頃の自分に胸を張れるようになった」
まさに「再生」の物語ですね。
再婚相手(奥さん)は9歳年下の京香さん!支え方がプロ級
そんな扇久保選手が再び恋をしたのは、9歳年下の細川京香さん。
1996年9月21日生まれ、奈良県出身の元バレーボール選手で、現在は柔道整復師として働いています。
高校時代はバレーの強豪校・共栄学園で活躍し、その後医療専門学校で国家資格を取得。
まさに“アスリートを支えるプロフェッショナル”という感じです。
扇久保選手は、現在の奥さんの整体院に通っていたことがきっかけで出会ったといわれています。
格闘家と柔道整復師の組み合わせ、これはもう運命ですよね。
私の友人にも整体師の方がいますが、アスリートの体のケアって本当に繊細なんです。
食事・メンタル・疲労度の管理など、支える側にも体力と愛情が必要。
そう考えると、京香さんはまさに“二人三脚のパートナー”だと感じました。
「RIZIN.33」の公開プロポーズが伝説に!
2021年12月31日、さいたまスーパーアリーナ。
バンタム級トーナメント決勝で朝倉海選手を破り、見事に優勝した扇久保選手。
試合後、マイクを持って観客の前で突然言いました。
「京香さん、僕と結婚してください!」
そしてその場で強引なキス。
満員の観客が歓声を上げ、SNSでは「泣いた」「映画みたい」と大反響でした。
私はこの映像を見たとき、思わず声を上げてしまいました(笑)
“格闘家って、リング上では強いけど、恋愛になると少年のようになるんだな”と感じました。
実際に、このプロポーズ後、2022年3月に入籍。
9月には盛大な結婚式を挙げ、同年11月には第一子となる男の子「ひゆう」くんが誕生しました。
まさに「人生の勝利ラッシュ」ですね。

奥さん(嫁)京香さんの支えがすごい!手紙で闘志を取り戻した夫
扇久保選手は過去のインタビューで、
「井上直樹選手に勝ったあと、燃え尽きたようになった」と語っています。
しかし、そんな彼を再び立ち上がらせたのが、奥さんの手紙でした。
試合前にはいつも手紙を渡していたそうで、彼はそれを読んで再び闘志を取り戻したとか。
格闘技って、リングに上がるのは一人でも、心の中には「応援してくれる人たち」が一緒にいるんですよね。
私の経験では、落ち込んでいる時に誰かがくれる“短い言葉”ほど、心を動かすものはありません。
それが手紙となれば、なおさら響く。
「陰で支える妻の力」って本当に大きいと感じました。
再婚後の幸せエピソード「ディナークルーズで誕生日祝い」
この投稿をInstagramで見る
2024年9月には、扇久保選手のInstagramで奥さんの誕生日をお祝いした投稿が。
「ディナークルーズでお祝いしてきました。
いつも支えてくださりありがとうございます!
シンフォニークルーズすごいよかったので皆さんもぜひ!」
なんて素敵なご夫婦でしょう…。
格闘家というとストイックなイメージがありますが、こうした**“家庭人としての優しさ”**が見えるのも彼の魅力。
「実際に、強い人ほど家庭では優しい」って、いろんな選手を見てきてそう感じました。
現在はパパとしても奮闘中!
再婚後に誕生した息子・ひゆう君は2022年11月26日生まれ。
YouTubeでも息子の存在を嬉しそうに語っていて、まさに“イクメン格闘家”。
試合前のインタビューで「息子のために勝つ」と話していたのも印象的でした。
父として、格闘家として、背負うものが増えた今の扇久保選手には、新しい強さを感じます。
2月4日
第2子が誕生しました!産まれてきてくれてありがとう
産んでくれてありがとう家族の為に
さらに精進していきます。 pic.twitter.com/KwVk5CAvei— 扇久保博正 Hiromasa Ougikubo (@Hiromasa0401) February 4, 2025
大きい声出したら
ママうるさい!ってキレられたけど
これが叫ばずにいられますか pic.twitter.com/t74KDoO1r8— Kyoka Ougikubo (@kyooooka0921) September 28, 2025
そして2025年には第2子も誕生して、夫婦仲の良さが伺えますね。
ファイターとして、父としての「幸せ」の形
Number誌のインタビューではこう語っています。
「この2年、結婚して子供もできて幸せだったんですけど、
試合では連敗。心の底から幸せではなかった。
やっぱり僕は格闘家なんですね。最大の幸せは試合で勝つことなんだなと。」出典:Number誌
家庭がある幸せと、戦う喜び。
どちらも彼にとって欠かせない「人生の軸」なんですよね。
私の経験では、仕事と家庭の両方を大事にしている人ほど、人間的な魅力が増すと感じます。
扇久保選手の姿勢には、そんなバランスの良さがにじみ出ています。




まとめ:離婚を経て「真のパートナー」に出会った男
今回の記事では、扇久保博正選手の結婚歴や離婚理由、そして現在の奥さん・京香さんとの絆について紹介しました。
離婚という挫折を経て、支えてくれる女性と出会い、再びリングに立つ。
その姿は、まさに「人生のリスタート」そのもの。
そして何より印象的なのは、京香さんの存在が扇久保選手の第二の武器になっていること。
陰ながら支える妻の力が、あのリング上の強さを生んでいるのだと感じました。
格闘技ファンとしても、一人の女性としても、
「人を支える愛ってすごいな」と感じるストーリーでしたね。