海外で活躍する渡辺剛(わたなべつよし)選手。
ベルギ―のリーグでプレーし、圧倒的な成績を残していますよね。
そんな渡辺剛選手のプレースタイルについて気になりませんか。
今回は、プレースタイルや持ち味などについて紹介していきますので、ぜひ最後まで読んで下さいね‼
<この記事を読んでわかること>
- 渡辺剛選手のプレースタイル
- 渡辺剛選手の持ち味
- 渡辺剛選手の経歴
渡辺剛選手のプレースタイル4選
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渡辺剛選手のプレースタイルをまとめました‼
- 1VS1に負けない
- カバーリング能力の高さ
- 空中戦に強い
- 攻撃意識が高い
プレースタイル①1VS1に負けない
渡辺剛選手は屈強な身体で1VS1でもしっかりとボールを奪い取ります。
その能力はサイズが大きな海外リーグのフォワードに対してもしっかり通用しており、テクニシャン相手にも安定した能力を発揮しています。
特に2022年シーズンはベルギー1部リーグにおいてタックル勝率82%という驚異的な数字を叩き出しており、大きな武器と言えるでしょう。
しかも、イエローカードやレッドカードなどの警告を受けることがないクリーンな選手としても有名です。
プレースタイル②カバーリング能力の高さ
1VS1に強い渡辺剛選手ですが、カバーリングの高さにも定評があります。
「ストロングポイントのカバーリングやヘディングを出せるタイミングがあれば出したいし、そういう部分で負けちゃいけない」
引用元:ゲキサカ
2022年シーズンはインターセプト数313回とリーグ最多数を記録しました。
渡辺剛選手はセンターバックやボランチなど真ん中を務める事が多いですが、シーズン通して冷静な読みでチャンスの芽を潰していた印象です。
身体能力だけでなく視野の広さやゲームの流れを察知する能力も備えているクレバーなプレーヤーではないでしょうか。
プレースタイル③空中戦に強い
渡辺剛選手は空中戦に強くヘディングが上手な点も、他のプレーヤーより優れています。
守備の時は相手に競り負けないですし、攻撃時のコーナーキックでは正確にゴールマウスを狙うことができる技術があります。
「CBで生きるならヘディングを極めようと思った。自分だけ違うタイミングでいけると感じていた」
引用元:スポーツ報知
それに滞空時間が長いのも魅力の一つですよ。
ポジション取りも素早く、相手より判断能力が高いことも空中戦の勝率を挙げている要因だと思います。
プレースタイル④攻撃意識が高い
ボールを脱出してから攻撃に移るスピードがとても速いです。
起点になることも多く、最終ラインからロングフィードで一気に相手裏にボールを放ることが出来ます。
また、フリーの選手を見つけるのが早く、守備をしながら次の展開を考えているのではないでしょうか。
渡辺剛選手の評価
渡辺剛選手は、2021年12月にFC東京からベルギーのKVコルトレイクに移籍し、その後2023年6月に同リーグのKAAヘントに移っています。
なおベルギー『HLN』によると、ヘントは渡辺の移籍金として350万ユーロ(約5億2400万円)をコルトレイクに支払うようだ。
引用元:GOAL
2024年の市場価値ランキングでは、大幅に金額が上昇しています。
所属先のヘントとは2027年6月まで契約を結んでいます。
ベルギーリーグ屈指のディフェンダーに成長していますので、今後は欧州5大リーグのクラブからオファーがある可能性は十分高いのではないでしょうか。
渡辺剛選手自身はドイツでプレーすることを熱望しています。
渡辺本人は昨年6月のヘント加入会見で「もう一度日本代表でプレーしたいですし、いつかブンデスリーガでプレーをすることも僕の夢です」と、ステップアップ移籍への野望を覗かせていた。
引用元:excite.ニュース
クラブでは順調ですが、なかなか日本代表には招集されていません。
年齢的なことを考えても早く代表に定着したいところですが、呼ばれるためには何が必要なのでしょうか。
考えられる要素としてはプレーしているリーグのレベルがあるかもしれません。
ヘントの試合見てると敦樹も良いんだけど、渡辺剛がバケモンすぎる。
なんで代表呼ばれないんや。
リーグの問題か?
2人共はよステップアップしてほしい。 pic.twitter.com/0mhUAEsGoy
— ponpon popo (@ponponpopo4) December 23, 2024
代表でポジションのレギュラー格なのは、冨安健洋選手や伊藤洋輝選手ですよね。
共にアーセナルやバイエルンといった世界的なビッククラブでプレーしています。
年齢はそこまで変わらないので、試合に出場するためにはこの高い壁を越えていかなくてはなりません。
他にも板倉滉選手はブンデスリーガ―、菅原由勢選手はプレミアリーグで戦っています。
一方で欧州5大リーグ以外のクラブの選手も選出されていることからも、それだけが理由ではないはずです。
森保監督は選手の選考基準についてインタビューで答えています。
「我々も今、言われた資料――リーグのレベルや市場価値については――全て見ています。基本的には、5大リーグでプレーしている選手。色々なデータを出す組織がありますので、その組織が出す国のランキング、国別のフットボールのランキングは見ています。ただそこはあくまでも、1つの基準ということで。違うチーム、日本代表として戦うので。そこでどういう存在感を出せるのかは……すみません、そこは『総合的に判断させていただいています』ということです」
引用元:Number Web
渡辺剛選手はクラブでは日本代表で採用されている3バックを担っていますし、能力的にも他の選手と遜色ないと思われます。
ただ、年齢的なことを考えるとリーダーシップが取れるなどのプラスαが必要なのかもしれませんね。
その点は、ヘンクでキャプテンを務めるなど経験を積んでいますので、今後クラブで成長しながら、ビッククラブへのステップアップを果たせば代表に定着できるのではなでしょうか。
渡辺剛選手の経歴について
渡辺剛選手の経歴についてまとめました。
生年月日 | 1997年2月5日 |
出身地 | 埼玉県 |
身長 | 186㎝ |
体重 | 78㎏ |
出身校 | 中央大学 |
在籍クラブ | 2019~2021 FC東京 2022~2023 KVコルトレイク 2023~ KAAヘント |
渡辺剛選手は中学生のころはFC東京U‐15でプレーし、高校は山梨学院大学付属高校に進学しています。
FC東京時代は小柄でユースに昇格することができなかったそうです。
その後、高校1年生の時に身長は20㎝伸び、才能が開花しました。
実は中学までは中盤の選手だったのですが、フィジカル面での成長を機にセンターバックへのコンバートを打診されたといいます。
「自分の中で『センターバックって何だろう?』と考えた時に真っ先にヘディングが思い浮かんだので、ヘディングを磨こうと考えるようになりました」
引用元:Sportsnavi
まさに高校時代が渡辺剛選手のディフェンダーとしての土台が形成された期間だったんですね‼
まとめ:渡辺剛選手のプレースタイル4選が1分で分かるようにまとめ
今回は、海外でプレーしている渡辺剛選手のプレースタイルについて調査しました。
- 対人戦に強く、カバーリング力などセンターバックとしての能力が高い
- ヘディングが強いのが特徴
- 欧州での評価が上昇している
- ベルギーリーグで好成績を残している
- 日本代表では定着しきれていない
クラブでは絶好調なので、代表選でぜひその雄姿を見たいですね‼