ヴィッセル神戸でプレーしている鍬先祐弥(くわさきゆうや)選手。
V・ファーレン長崎より移籍してきた、期待のプレーヤーです。
鍬先祐弥選手がどのようなプレースタイルかご存じですか?
今回は、鍬先祐弥選手のプレースタイルやこれまでのキャリアなどを調査しましたので、最後までぜひ読んでください。
<この記事を読んでわかること>
- どんなプレーを得意としているか
- どのようなキャリアを歩んできたか
鍬先祐弥選手の経歴について
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まず簡単にプロフィールを紹介します。
生年月日:1998年5月15日
出身地:長崎県長崎市
身長:176㎝
体重:72㎏
ポジション:ミッドフィルダー
出身校:早稲田大学
所属クラブ:2021~2023 V・フォーレン長崎
2024~ ヴィッセル神戸
リーグ戦 | 天皇杯 | 合計 | |
2021年 | 33試合出場1ゴール | 3試合出場 | 36試合出場1ゴール |
2022年 | 34試合出場1ゴール | 3試合出場 | 37試合出場1ゴール |
2023年 | 37試合出場1ゴール | 37試合出場1ゴール |
鍬先祐弥選手は長崎出身で、中学生時代には全国中学校サッカー大会に出場したことがあります。
幼い頃の夢は消防士か弁護士で、休日はいつも近くの公園で友達とサッカーをしている少年だったそうです。
ちなみにお気に入りのスポットは平和公園とインタビューで答えていました。
自然がある場所が好きなんでしょうね。
東福岡高校時代
高校は福岡の強豪校東福岡に進学し、2年生と3年生の時に全国高等サッカー選手権に出場し、なんと2年連続大会優秀選手に選ばれています。
ポジションはボランチで、東福岡で全国2冠を達成した原動力の1人です。
東福岡が強い時には、中盤でハードワークできるプレーヤーがいる印象ですが、まさにこの時は鍬先祐弥選手が当てはまりますよね。
球際、ハードワークという部分は去年以上のものが出せている?
「まだまだなんですけど。もっとやっていきたいですし、去年よりも自分がボール触る回数を増やして自分が攻撃を組み立てていかなければいけないと思っているので、そこらへんはもっと練習から意識してやっていければいいと思っています」引用元:ゲキサカ
高校生のころの鍬先祐弥選手の特徴は、視野が広い攻撃の起点になれる選手でした。
攻守の要として、チームの全体的な存在として君臨していたようですね。
昨年、昨年とインターハイを連覇し、昨年度の全国高校選手権も制した東福岡は、DFの小田逸稀、児玉慎太郎、MFの鍬先祐弥、藤川虎太朗といった昨年からのレギュラーに加え、高江麗央(MF)、福田湧矢(MF)ら将来有望な選手も多数抱え、偉業達成を現実的に視野に入れている。
引用元:Number
高校時代のスポーツ雑誌を調べるとプロ注目選手として、鍬先祐弥選手の名前が挙がっていました。
残念ながら高校卒業後に即プロ入りにならなかったのですが、もしかするとどこかしらのプロクラブからのオファーがあったものの大学進学を希望したのかもしれませんね。
高校3年生の時に受けたインタビューでは、将来的には海外でプレーしたいと話していました。
早稲田大学時代
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早稲田大学進学後はボランチの他に右サイドバックなども経験しています。
「守備で貢献しようと思って、攻撃は得意ではなかった。3年生ぐらいまではそういう心持ちでやっていた」
引用元:Joy!SHIZUOKA
鍬先祐弥選手自身最初は特に守備を意識していたみたいですね。
4年生になると攻撃的なポジションである2列目に起用されるようになりますが、成績をみるとしっかりと得点をしていました。
「(2列目でのプレーによって)より攻撃やゴールの意識が増えた。攻撃や得点の意識が芽生え始めて、よりアグレッシブに自分の良さを出すことができている」
引用元:Joy!SHIZUOKA
守備面ではしっかり走ることができ、攻撃面では前線にボールを供給しながら自らもゴールを狙うことができるという、相手にとっては脅威な選手ですよね。
早稲田大学の外池大亮監督が鍬先祐弥選手について語ったインタビューがありました。
「やっぱり、クワの良さが見えるのは守備の時。ただ、プロに行くためにはただ守備ができる選手じゃなくて、“どういう守備ができるか”という部分がポイントになると伝えたんです。チームとして前からプレッシャーをかけた時に、網をかけにいって奪い取れる力があって、高い位置で奪えればショートカウンターの起点にもなる。そういう、攻撃に繋がる守備という意味ではシャドーが良いんじゃないか?という話をしました。」
引用元:footballista
現在のプレーの下地は大学生の時に培われたようですね。
V・ファーレン長崎時代
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大学卒業時にはV・ファーレン長崎以外のクラブからも誘いがあったようですが、地元のチームを選択しています。
鍬先選手は、献身性がありチームの勝利の為に汗をかける選手です。 以前、長崎の練習に参加してもらいましたが、基礎技術も高く、中盤の即戦力として非常に期待が高いです。
引用元:WASEDA
V・ファーレン長崎のチーム戦術に見事フィットし1年目からレギュラーとして活躍していますね。
ポジションも大学時代に経験した右サイドバックに入ることもあり、非常に使い勝手の良い選手としても重宝されていました。
途中監督が交代したときも、常にファーストチョイスとして序列が高かったので、個人の能力が高いことが証明されています。
残念ながらJ1 昇格に導くことはできませんでしたが、ヴィッセル神戸へのステップアップを果たすことができました。
鍬先祐弥選手のプレースタイルについて
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鍬先祐弥選手のプレースタイルを一言であらわすなら、まさに万能型プレーヤーで、複数のポジションをこなせるのがとても魅力です。
戦術理解度が高いのも特徴的だと思います。
また、中学生時代から九州選抜や高校日本代表、大学日本代表と実績があるのにも関わらず真面目にサッカーに取り組む姿勢が歴代の指揮官に評価されているように感じます。
プレー自体は派手なテクニックで魅せるというシーンは少ないですが、中盤の底から正確なキックでサイドにボールを散らしたり、カバーリングをしっかり行うなどリズムを作るのが上手なプレーヤーです。
汗もかけるしボールを足元におさめることができる存在はチームに安定感をもたらすことができますよね。
今後の鍬先祐弥
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ヴィッセル神戸はJリーグ屈指のタレント集団で、中盤もレギュラー争が激戦区になっています。
特に同じポジションには、山口蛍選手や井手口陽介選手など日本代表経験者が揃っており、試合に出場するのも容易ではありません。
しかし出場機会は増えていますし、鍬先祐弥選手がレギュラーになるのも遠い未来ではないと思います。
「(J1優勝クラブに来たことを)実感はしているけど、ここに来たのが満足じゃない。もっとこのチームで存在感を出して、圧倒的な選手になれるように練習から精進していきたい」
引用元:ゲキサカ
まとめ:【鍬先祐弥選手】プレースタイルや高校時代・大学時代の活躍をまとめ
今回はヴィッセル神戸でプレーする鍬先祐弥選手のプレースタイルなどについて調査しました。
- ハードワークが得意
- 中盤やサイドバックをこなす
- 真面目で努力ができる
今後の日本代表入りが期待できるプレーヤーです。