今回は、グローバルに活躍されている富永啓生選手の高校時代やエピソードについて紹介していきたいと思います。
富永啓生選手 プロフィール
名前:富永啓生(とみなが けいせい)
ニックネーム:Logo Kei(ロゴ・ケイ)
国籍:日本
出身地:愛知県名古屋市守山区
生年月日:2001年2月1日(22歳)
身長:188cm
体重:81kg
ポジション:SG(シューティングガード)
利き手:左手
所属:ネブラスカ大学
Twitter:@KeiseiTominaga
富永啓生選手の出身高校はどこを
愛知県名古屋市守山区出身のバスケットボール選手である富永啓生選手の高校時代は、愛知の名門・豊橋市の桜丘高校でプレーをしていました。
桜丘高等学校は1909年開校のキリスト教系ミッションスクールであり、当時から富永啓生選手のバスケットボール部での活躍は注目の的でした。
出身高校:愛知県 桜丘高校 普通科
高校時代は得点王に輝く
高校3年生の時には、エースとして、チームを全国3位に導いていますので、その時の活躍についてポイントをご紹介させていただきますね。
<富永啓生選手の来歴>
・春日井市立岩成台中学校から桜丘高等学校に進学。
・高校3年生時の2018年に第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に出場し、準決勝まで進出。
・福岡第一との準決勝は、前半だけで31得点を記録し、僅かにリードして折り返したが、後半は6得点に留まり、チームも敗れた。翌日行われた帝京長岡との3位決定戦は46得点を記録して勝利。この大会では出場した全6試合で35得点以上を記録し、平均39.8得点で大会得点王に輝き、大会ベスト5に選出された。
引用元:Wikipedia
高校時代には、平成最後の怪物と呼ばれるほどの実力だったそうです。
富永啓生選手はスリーポイントシュートを得意とした選手というのは有名ですね。
富永啓生選手富永啓生選手は188cm 81kgで、SG(シューティングガード)というポジションでプレイしています。
ちなみに『SG』とは主に、スリーポイントシュートなどの外角からのシュートや、ドライブから得点を狙うポジションのことです。
スリーポイントシュートが得意な富永啓生選手には、ピッタリのポジションですね!
出典:Twitter
第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)では、前年度の惜敗をばねに準決勝まで進出しています。
惜しくも福岡第一に敗れてしまったのですが、この大会で富永啓生選手は出場した全6試合で35得点以上を記録し、平均39.8得点で大会得点王に輝き、大会ベスト5に選出されたという輝かしい功績があります。
桜丘高校(愛知県)を3位に導いた富永啓生(3年)は計6試合で総得点、3ポイントとフリースロー成功数の3部門で1位を獲得。
出典:バスケットボール
ベスト16から3位という飛躍的な成果はすごいですよね。
この大会得点王という実績が、今の富永啓生選手のプレイの自信につながっているのではないでしょうか。
ウインターカップでの富永啓生選手のプレイはとても楽しそうであり、大きく動き回りシュートを連発するというスタイルは輝かしいものでした。
このプレイスタイルには批判の声もあったとのことですが、楽しくて仕方がなかったとのことです。
また、富永啓生選手の父親、啓之さんは過去に三菱電機で活躍されていた元日本代表選手であり、211センチという圧倒的な長身をお持ちです。
なお、母親のひとみさんも三菱電機の選手としてバスケットボールをプレイされていたとのことです。
バスケットボール選手の両親のもとに生まれた富永啓生選手は、幼少期から多くの練習を重ね、自己研鑽していたのではないでしょうか。
学歴をおさらい!大学を時系列で
富永啓生選手の大学は、バスケットボールの強豪として知られる、アメリカ・テキサス州にある短期大学のレンジャー・カレッジに入学しています。
高校卒業後の進学先について最初は、日本と海外の両方を検討していたそうですが、高校3年生の時の出場した2018年8月の『U18アジア選手権』で、アメリカ留学への希望が強くなったといいます。
実は、富永啓生選手が当時、NCAAディビジョン1のチームから声がかかり、進学予定だったものの、勉強の方の成績がネックで進学できなかったといいます。
よって、短期大学のレンジャー・カレッジにまずは進学をして、その後、ネブラスカ大学に編入をし、NBAへと思考を変えました。
そして、バスケの練習と並行して、英語の勉強に邁進し、高校を卒業した6月に、短期大学のレンジャー・カレッジに留学しています。
レンジャー・カレッジでは、元ケンタッキーのコーチが指導している事やレベルの高さで、入学を決断したようです。
バスケの練習だけでも大変なのに、英語の勉強や知っている人のいない異国の地での挑戦はきっと不安もたくさんあったと思います。
そこを乗り越えての活躍は本当に目を見張るものがありますね。
レンジャー・カレッジの2年生の時に、は主力選手として活躍し、2021年の秋から大学3年生としてネブラスカ大学に編入をされました。
- 2019年6月:アメリカ・テキサス州にある短期大学のレンジャー・カレッジに入学
- 2021年秋:ネブラスカ大学 リンカーン校に編入
大学時代の活躍
レンジャー・カレッジでのプレイでは目を見張るものがあり、2シーズンの集大成となる全米トーナメントでは、どこからでもシュートを決められるシューターとして対戦相手に強く警戒されていました。
強いディフェンスを受ける中、4試合で16本のスリーポイントシュートを決め、平均20.2得点という大きな得点でチームをけん引し、本大会のオールトーナメントチームに加え、スポーツマンシップ賞にも選出されていました。
改めて思う事は、ずっと日本で育ったのに、海外に進学するなんてすごい勇気と行動力だなということ。
ネブラスカ大学は1869年開校の州立大学であり、アメリカンフットボールや体操など、様々なスポーツの強豪校として知られています。
富永啓生選手のプレイからは、絶対に自分で決めてやるという意思が伝わってくるので、この行動力がプレイ中のメンタルのも大きく関わっているのではないでしょうか。
3×3での活躍
出典:Twitter
富永啓生選手は、3×3という三人制バスケットボールで日本代表に選出されており、東京オリンピックでは6位という結果に貢献しています。
5人制のバスケットボールがイメージとして強い競技ですが、2020年東京オリンピックから正式種目として正式採用され、初めて実施されました。
2024年のパリオリンピックでも開催されることが決まっているため、これから注目が集まる競技ではないでしょうか。
3×3は比較的マイナー種目なので、紹介させていただきます。
3×3の特徴は、ロケーションの違いが挙げられます。
3×3はショッピングモール等のいつも人が多くいる場所で開催されます。
バスケだけではなく、ダンスパフォーマンスやDJなど、様々なコンテンツが複合されているので、バスケ経験者のみでなく、様々な人が楽しむことができるスポーツといえます。
3on3という、ストリートバスケをもとにした種目であり、地域ごとのローカルルールが存在しますが、3×3(スリーエックススリー)は、FIVA(国際バスケットボール連盟)が定めた、統一されたルールになります。2012年に開催された初めての世界大会「FIVA 3×3 world championship」は大きく注目されました。
3×3はハーフコートで実施されることや21点先取もしくは10分経過のルールになり、外角シュートが2倍の点数になるという特徴があるので、スリーポイントシュートが得意な富永啓生選手が輝ける舞台といえるのではないでしょうか。
東京オリンピックでは6位という、惜しくもメダルには届かない結果でしたが、これからアメリカンリーグでのバスケットボールを経てさらに進化した富永啓生選手のスリーポイントシュートを見ることができるのではないでしょうか。
これからの富永啓生選手のプレイが楽しみですね!
まとめ:富永啓生選手の高校時代を1分解説!得点王エピソードとは?
出典:Twitter
東京オリンピックで一躍有名になり、今やグローバルに活躍しているバスケットボール選手富永啓生選手の大学や高校、オリンピックでの実績について、ポイントの部分をご紹介しました。
身長188cm 体重81kgという、NBA選手のSGとしては小柄ということが弱点とアメリカのメディア「スポーツキーダ」で指摘されていましたが、その小柄な富永啓生選手が高校時代のようにコート上を自由自在の動き回り、スリーポイントシュートを決める場面が今後みられるのではないでしょうか。
富永啓生選手のこれからの活躍に目が離せませんね!
これからメディアで富永啓生選手のプレイを見ることが多くなってくるのではないでしょうか。