現在シント=トロイデンVVに所属している山本理仁(やまもとりひと)選手。
世代別代表にも選出されていて、パリ五輪での活躍も期待されているプレーヤーです。
高校生でJリーグデビューを飾った逸材ですが、どのようなプレーを見せるのか今回は、山本理仁選手について解説していきます‼
〈この記事でわかること〉
- 山本理人選手のプレースタイル
- 山本理人選手への周囲の評価
- 山本理人選手の現在
では、一緒に見ていきましょう。
山本理仁選手はどんな選手?経歴について
パリ五輪では、チームの中心としての牽引役が期待されている山本理仁選手ですが、どのような経歴の持ち主かをまとめました。
生年月日:2001年12月12月
出身地:神奈川県相模原市
ポジション:ミッドフィルダー
身長:179㎝
体重:71㎏
利き足:左足
山本理仁選手は、2001年生まれでパリ五輪世代では最年長の年代になります。
利き足は、レフティーですのが、神奈川県出身のレフティーといえば中村俊輔さんですよね。
横浜出身の中村俊輔さんに対し、山本理仁選手は横須賀出身です。
「3歳くらいから『つくい中央』という少年団に入って、幼稚園の途中から小3までは家の近くにあったヴェルディ相模原のスクールにも通っていました。小3の時にヴェルディとフロンターレのセレクションを受けて、合格したヴェルディに入った、という感じです」
引用元:Spotiva
もしかしたら、川崎フロンターレの可能性もあったのですね。
近年は強豪として、Jリーグに君臨している川崎フロンターレに入団していた場合どうなっていたのでしょうか。
この投稿をInstagramで見る
山本理仁選手は、もちろん才能溢れるプレーヤーですが、タレントが揃っている中では頭角を現しづらい環境だった可能性があります。
そう考えると、小学生のセレクションがまさに人生のターニングポイントだったのかもしれませんね。
東京ヴェルディ時代
小学4年生で、東京ヴェルディの下部組織に入団し、順調にカテゴリーを昇格していきました。
高校2年生でプロ契約を結び、デビューを飾っています。
ヴェルディユースといえば、中田英寿や宮本恒靖の世代のトップと言われた財前宣之などが名を連ねる天才少年の系譜がありますが、山本理仁選手も引き継いでいると思います。
この投稿をInstagramで見る
東京ヴェルディでは104試合に出場していますが、2022年7月24日にガンバ大阪への完全移籍が発表されました。
ヴェルディの将来を担う逸材だっただけに、サポーターは落胆したと思いますが、山本理仁選手のキャリアを考えると最善の選択だったのではないでしょうか。
「まだ(J1)昇格が望めるこの時期に、チームを離れることを大変申し訳なく思ってます。これまでのサッカー人生の中で一番悩み、考えました。常に頭の中を巡ったのは、アカデミー時代から練習後に何時間も仲間と笑いながらボールを蹴った姿です。僕はヴェルディが大好きです。だからこそ離れるのがとてもつらいです。しかし、自分の目標のため、夢のためにチャレンジしたいという気持ちが強くこの決断に至りました」
引用元:スポーツ報知
ガンバ大阪時代
新天地での、ガンバ大阪では2022年10月1日に移籍後初めて試合に出場しました。
13試合での出場で、ベルギーのシント=トロイデンへのレンタル移籍が決まったようです。
この移籍にはガンバ大阪も難色を示したようですが、最終的には山本理仁選手の意向を尊重してくれました。
この投稿をInstagramで見る
シント=トロイデンVV
山本理仁選手は以前から海外への移籍に対して意欲的な発言をしていましたが、時期が時期なだけに思い切った決断をしたと思います。
パリ五輪が目前に迫っていますし、大きな大会前に海外に移籍し調子を崩し代表メンバーからもれるなど過去にはいくつかありました。
ただ、シント=トロイデンVVは日本の企業が出資していますし、スタッフや選手に大勢の日本人がいますので、海外進出の一歩目としては良い環境ではないでしょうか。
元日本代表の岡崎慎司選手や同じパリ五輪世代の鈴木彩艶選手も在籍しています。
シント=トロイデンを足掛かりに、今後欧州5大リーグへの移籍を視野にいれているのは間違いありません。
行くという選択肢しかなかったですね。今年はJリーグが開幕してから、夏には海外に出るつもりでやっていたし、(U-22日本)代表戦で手応えを掴み出している時期に届いたオファーだったので。もちろん、ガンバ(大阪)には引き止められましたけど、自分の夢や目標に向けて、日本に残る選択肢は自分の中にはなくて。挑戦したいという気持ちしかなかったです。
引用元:Sportsnav
世代別代表
「パリ五輪は一番上の代なので、もちろん絶対に入りたいです。ただ、4年後なので何があるか分からないし、今の自分の立ち位置は全く関係ないと思うので、まだまだ努力を続けなきゃいけないし、高い意識を持ってやっていきたいです」
引用元:ゲキサカ
山本理仁選手のプレースタイルがすぐわかるようポイントをまとめ!
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
そんな現在ベルギーリーグを主戦場に戦っている山本理仁選手ですが、ポジションはミッドフィルダーですが、どのようなプレースタイルなのでしょうか。
- 中盤のボランチなどを務めることが多い
- プレスキックの精度が高い
- 技術が高い
主にボランチや中央でプレーすることが多く、司令塔の役割をこなすプレーヤーです。
小学生のころまではフォワードしていましたが、そのころから周囲を生かすことを考えていたそうです。
足元の技術やパス精度が高く、フリーキックやコーナーキックのキッカーを任されることが多いですね。
ユース時代の永井秀樹監督は、中村俊輔に劣らないフリーキッカーになると期待していました。
パリ五輪代表では、他にも優秀なキッカーがいますが、視野が広いのも特徴で、攻撃の要としてしっかりと起点となる仕事をします。
現在のプレースタイルに至るまでに、いろいろと試行錯誤したようで、東京ヴェルディ時代には試合に出れない時の苦悩をインタビューで話していました。
ふと『守備で勝負しちゃダメだ』って思ったんです。そこで勝負しても自分よりいい選手はたくさんいるし、自分は昔からスルーパスや相手の逆を取るプレーに喜びを感じていたんだから、『やっぱ、自分はそっちだろ』っていう頭になりました。試合に出られなかった時期が、今思えばよかったというか……。その時期があったから、気づくことができたのかなって思っています」
引用元:Sportiva
守備自体の評価も高いだけにとてもバランスがとれている中盤のプレーヤーだと思います。
まとめ:山本理仁選手のプレースタイルと経歴をわかりやすく解説‼
今回は、山本理仁選手のプレースタイルなどについて調査しました。
<プレースタイルまとめ>
- 中盤のプレーヤー
- スルーパスや周りの選手を動かすことに長けている
- バリ五輪代表候補
海外に挑戦している山本理仁選手の今後の活躍に要注目ですね。
皆で応援しましょう♪