2023年まで横浜DNAに所属し、2024年からカブスで活躍している先発投手の今永昇太選手。
カブスに移籍し、カブスファンの心を掴むのに時間のかからなかった、今永昇太選手は、なんと上半身裸で応援する6人組のファンまで現れました。
今永昇太選手はWBC2023決勝戦で先発登板したこともあり、アメリカの野球ファンにも移籍前から認知度が高かったようです。
そのためカブスへの移籍会見後から、今永昇太選手にサインを求めるカブスファンも見られました。
今永昇太選手は横浜時代、ヒーローインタビューで哲学者のような発言が多かったことから、「今永先生」「投げる哲学者」などの愛称で親しまれていました。
頭がよく、MLBにも短期間で適応した今永昇太選手。
きっとその頭の良さは両親譲りなのではないでしょうか。
そこで、今永昇太選手を育てた実家ご家族が、どんな人だったのか気になるところですね。
今回は、『今永昇太選手の実家・家族は5人!両親が立派!兄弟は3人で末っ子』と題して、今永昇太選手の両親やきょうだいについての情報を調査したのでまとめていきます。
それでは一緒に見ていきましょう♪
今永昇太の父親はどんな人?中学校の校長だった?
今永昇太選手の父親は孝司さんという名前です。
残念ながら、2022年6月20日に71歳で帰らぬ人となりました。
死因は明らかにされていません。
今永昇太選手は現在も心に刻んでいる、父親からの教えがあるそうです。
高校時代の大会で今永昇太選手は、強豪校と当たり1回戦敗退してしまいました。
今永昇太選手は強豪校ではなく、地元の公立校・福岡県立北筑高等学校に進学していたため、野球部の練習は19時半までという規則があったそうです。
帰宅後、今永昇太選手は強豪校は夜遅くまで練習できることを引き合いに出し、勝てるわけがないとつぶやきました。
今永昇太選手のつぶやきを聞いた父親は静かな口調で、
「お前がそうやってソファで座っている時間、その子たちは練習している。だから強いんじゃない?」
引用:スポーツ報知
と言ったそうです。
父親の発言を受けて、今永昇太選手は言い訳することをやめ、夜の公園に走りに行くようになりました。
勝てるわけないと言い訳するぐらいなら、どんどんトレーニングしようという意識に変えさせた父親の功績は大きいでしょう。
とても的確な指摘ができる今永昇太選手の父親ですが、45歳から定年退職するまで北九州市内の中学校で校長を務めていました。
校長になる前は保健体育教師として勤務していたそうです。
ここまで聞くととても真面目な父親に聞こえますが、唯一キャラクターが濃い一面があります。
それは、58歳で大型二輪の免許を取得し、愛車の1600ccのハーレーダビッドソンで通勤していたことです。
今永昇太選手の父親が乗っていたハーレーダビッドソンの重量は400kg以上、中古価格は300万を超える高級バイクでした。
校長先生がスーツ姿でハーレーダビッドソンで通勤しているのを想像すると、ちょっと笑ってしまいそうですが親しみやすい校長先生だったのかなと思いますね。
定年退職後、嘱託職員となった後もハーレーダビッドソンで通勤し続けました。
父親はバイクに乗る理由に対して、ツーリングが趣味なわけではないと前置きした上で、
「人間、何事も緊張感がないとダメでしょ。大きなバイクに乗っていると、やっぱり怖いですから、緊張するんです。要するにボケ防止ですよ、ハハハ。だから、雨の日を除いてほぼ毎日、通勤に乗ってるわけです」
バイクの乗る理由に関しても、どことなく今永昇太選手の父親だなぁと思わせる部分が見え隠れしていますね。
2016年に先発投手として1軍デビューした今永昇太選手が、シーズン8勝目をあげた試合をテレビで生観戦していた父親は、
「本当によかったです。『ちゃんと試合を作れよ』とは伝えていました。」
「重圧に強い? 私が弱いから、昇太が強くなったんですかね」
引用:サンスポ
と、息子のプレッシャーの強さに感心している様子でした。
もし父親がご存命だったら、今永昇太選手ならハーレーダビッドソンの新車をプレゼントしていそうですね。
今永昇太の母親はどんな人?母親も教師?
今永昇太選手の母親は京子さんという名前です。
今永昇太選手の母親もまた、中学校教師の職に就いていました。
還暦を迎えられているご年齢ですので、お仕事に関しては、現在は定年退職していると考えられます。
父親は保健体育の教師でしたが、母親は音楽の教師でした。
大分県内の芸術大学で声楽を学んでから、音楽の教師になったそうです。
声楽を学んだ母親から生まれた今永昇太選手は、もしかしたら歌が上手いかもしれませんね。
また、母親は学生時代にバレーボールをしていたそうです。
今永昇太選手の父親は子供の運動神経の良さは母親譲りだと謙遜気味に語ったことがありました。
今永昇太選手の父親も保健体育教師をしていたので、両親揃って運動神経が良さそうですね。
母親は今永昇太選手について、泣くことが少なく育てやすい子供だったと語っています。
病院で注射を打つ時や、喧嘩をした時など子供なら泣きそうな場面でも唇を噛みしめて泣くのを我慢していたそうです。
「私自身、昇太が泣いたのを見たのは、たった1度だけです。高校3年生のときの夏の予選2回戦で、自らの打点でチームが勝って、涙を流したのが最初で最後。」
唯一家族の前で涙を見せたのが、悔しさや悲しさによる涙ではなく嬉し涙というのも今永昇太選手らしいですね。
2020年の母の日に、今永昇太選手は横浜の公式Xで母親への感謝を述べていました。
「お母さん、いつも応援してくれてありがとう。今、この状況の中で洗濯や掃除、料理など自分でやっていますが、改めて母の大変さに気付かされました。これからはたくさん親孝行するので、身体を壊さず元気に過ごしてね」
実家を出てから家事の大変さを実感した今永昇太選手。
アメリカの暮らしでも、母親への感謝を忘れることはないでしょう。
今永昇太は3人兄弟の末っ子
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今永昇太選手の兄弟に関しては、5歳年上の兄、2歳年上姉がいます。
長男:5歳年上の兄
長女:2歳年上の姉
次男:今永昇太選手
今永昇太選手は末っ子ということですね。
兄や姉の名前、顔写真は公開されていませんでした。
今永昇太選手がドラフト1位指名を受けた当時、兄は小学校の教師、姉は三菱電機系の企業に勤めていることが、両親への取材で明らかになっていました。
共に教師だった両親から、教員を志す子供が生まれたということは、教員として勤めていた両親に対し、今永昇太選手の兄は憧れていたのではないかと思います。
ただ、両親への取材からだいぶ年月が経っているので、兄も姉も転職していてもおかしくないでしょう。
まとめ:今永昇太は教師一家の元で育った!「今永先生」の愛称にも納得!
ではまとめです。
- 家族構成は5人【父・母・兄・姉・今永昇太選手】だが、父親は他界している。
- 両親は教師で、父親は体育教師で晩年は校長だった。母親は音楽教師だった。
- 兄弟は3人で末っ子(5歳年上の兄、2歳年上姉がいる)
- 兄も教師で姉は一般企業に勤めている
今永昇太選手は保健体育教師の父親、音楽教師の母親の元に生まれました。
兄も小学校の教師になったことから、教育熱心な家庭だったのではないかと思います。
ただ、野球経験者は誰一人家族にいないので、今永昇太選手がプロ野球の世界に入ったことについて、「誰の血を継いだのか分からない」と父親は不思議そうにしていました。
父親は45歳の頃から北九州市内の中学校の校長を務めており、58歳に大型二輪免許を取得してからは、大型バイクであるハーレーダビッドソンに乗りながら通勤していたようです。
なかなかキャラの濃い父親ですね。
今永昇太選手は、幼い頃から手がかからず泣くことがない子供だったと母親が語っています。
高校時代最後の大会で2回戦に勝利した後、嬉し涙を流した今永昇太選手には家族だけでなくチームメイトの親も驚いていたそうです。
残念ながら2022年に父親は帰らぬ人となりましたが、母親や兄妹と同じように今永昇太選手のアメリカでの活躍を応援していることでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。