現在、ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属している日本人プレーヤーに内野貴史(うちのたかし)選手がいます。
内野貴史選手は、昨年AFC U23アジアカップ予選のメンバー選出されている期待の若手選手ですが、高校卒業後に国内リーグを経由せずドイツに渡った異色の経歴の持ち主です。
しかも、最初に所属したチームはドイツ5部のユースチームでした。
わずか数年でドイツ2部まで這い上がり世代別代表になるまでに成長しましたが、内野貴史選手のこれまでの経歴や生い立ちなどを振り返り家族構成などを調べていきたいと思います。
〈この記事でわかること〉
- 実家の家族構成
- 両親や兄弟について
- 家族のエピソード
今後の日本代表を支える選手になる可能性を十分に秘めているので、ぜひ最後まで読んで下さい♪
内野貴史選手のキャリア・プレースタイル
まずは家族についてお伝えする前に、家族もずっと支えてきた内野貴史選手の、サッカー経歴を振り返って行きたいと思います。
日本国内でプロになっていないため、ベールに包まれているところもありますので、要チェックです。
生年月日:2001年3月7日
出身地:千葉県 松戸市
身長:177㎝
体重:64㎏
ポジション:SB
(ユース時代)
柏レイソルU-12→ジェフ千葉U-15→ジェフ千葉U-18
(ドイツ時代)
2018‐2019 FCデューレン
2019‐2020 アレマニア・アーヘン
2021‐2022 デュッセルドルフ2
2022‐2023 デュッセルドルフ
内田貴史選手は千葉県の出身で、柏レイソルからジェフ千葉のジュニアユースに進み、順調にユースにも昇格していますが、残念ながらトップチームとの契約を勝ち取ることはできませんでした。
経歴を見るとエリート街道を進んでおり、幼い頃から才能に溢れた子供だったということがわかります。
ユースからトップにあがるのは、かなりの狭き門な上に特定のクラブチームの下部組織である以上他のチームからは誘いがあるわけがないJクラブのユースはなかなかプロになりにくいと言われていますよね。
とはいえ、現在は大学を経由をしてプロに即戦力として加入するといった流れが主流となっていますので、内野貴史選手のようにプロ契約ができなかったからと言って海外に行くのは珍しいかもしれません。
もちろんいないわけではないと思いますが、結果を残してるのが凄いですよね。
現在所属している、デュッセルドルフには内野貴史選手以外にも日本代表の田中碧選手、アペルカンプ真大選手が在籍しており、過去にも宇佐美貴史選手や原口元気選手など多くの日本人選手がプレーしていました。
そういった点からもクラブ側も日本人に対して慣れているのかもしれませんね。
デュッセルドルフの都市自体がヨーロッパでも有数の日本人街であり、多くの日本企業が進出しています。
日本人が住みやすい環境が整っているのも、内野貴史選手にとってはプラスに働いているのではないでしょうか。
内野貴史選手のプレースタイルをまとめてみました。
・クロスの精度が高い
・デュエルが強い
・スタミナがある
スピードが速いや足元の技術というよりもチームにとって献身的なプレーができるのが特徴です。
サイドバックの他にも守備的ミッドフィルダーなどの役割をこなせる点は、ドイツで成功した歴代の先輩たちに通ずるものがあるかもしれないですね。
ドイツで最初に所属したFCデューレンは5部のチームで、日本よりも劣悪な環境だったようでそこでがむしゃらにプレーをした結果、4部のアレマニア・アーヘンの移籍が実現し、そこでも声を出し続け、2部のデュッセルドルフから獲得のオファーを受けました。
デュッセルドルフはメンタルも非常に評価し、無名の内野貴史選手に対し大きな期待を寄せての獲得でした。
「結果論かもしれないですけど、ドイツに来てからずっとそうした『来るべきチャンス』というのに敏感になっていて、どんな時でも次の試合に向けてちゃんと準備をしようってやってきました。自分は器用ではないというか、ほかにいろんな要素があったら、周りに友達がいたら遊んじゃったりしたかもしれない。海外にこうして1人で来て、やるしかないっていう環境に身を置くことによって、『ここぞ!』という時の勝負に敏感になって過ごしてきたと思います。強い気持ちというか、覚悟を持って来ているので、それをしないわけがないんです」
引用元:ライブドアニュース
ドイツのチームは長谷部誠さんや内田篤人さんのように長くチームに在籍しレジェンド化する選手や、香川真司選手や遠藤航選手のようにさらなるビッグクラブへのステップアップの場になるなどとても日本人に対して友好的な感じがします。
しかし、下部リーグから這い上がってくる日本人は過去にもなかなかいないのではないでしょうか。
そういった意味でも内野貴史選手はとても応援したくなる選手ですよね。
内野貴史選手の両親(父親・母親)も元アスリート!
内野貴史選手の両親は、それぞれ違う競技で国体の選手に選ばれるほどの実力者だったそうです。
父親は卓球で、母親はバドミントンでスポーツ家族だったんですね。
残念ながらご両親とも、お名前など何をされているかはわかりませんでした。
おそらく内野貴史選手の出身地である松戸市在住ではないかと思われます。
ご両親もスポーツをしていたので、息子さんの海外行きにもとても理解があったのではないでしょうか。
家族のエピソード|サッカーを始めたきっかけは両親のおかげ
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内野貴史選手がサッカーをはじめるきっかけになったのは、両親さんがスポーツをさせたくて、野球・バドミントン・サッカーを実際にやってみた結果サッカーがダントツに面白かったそうで、サッカーをしたいと言ったそうです。
母親はもしかしたらバドミントンを推していたのかもしれませんね。
実は、内野貴史選手はドイツに行くのは嫌だったそうです。
それでもプロになるには自分を追い込む必要があると、あえて大学ではなく厳しい海外の環境を選択したそうで、その時にご両親に思いをぶつけたそうです。
大学に行くためにご両親が準備していたお金で、2年間サポ―トしてもらえないかと、バイトはせずサッカーに集中したいと伝えたところ、応援すると言ってもらえました。
この段階では、ドイツに行ってもプロになれる確証もありません。
内野貴史選手ほどの実力があればサッカー強豪大学に入り、万が一プロになれなくても学生時代の部活の取り組みが認められ、安定した就職先があるかもしれません。
そう考えると両親のこの決断はとてもすごいのではないでしょうか。
それに最近ではコロナが猛威を振るっていましたので、そんな意味でも勇気のある送り出しになったと思います。
内野貴史選手は、このときのことについて「自分は恵まれているなって本当に思います。自分が言ってサポートしてもらったんだから、言い訳も甘えも許されない。本気でやらないと、という責任感もすごくあるなかで取り組んできた」と答えていました。
もしかすると、親御さんのこの決断がなければ内野貴史選手がプロになることはなかったのかもしれませんよね。
https://drafanclub.jp/directed-by-hajime-moriyasu-children/
兄弟はいる?
兄弟がいるのかも気になりしらべましたが、残念ながら判明していません。
ネットで調べると4人兄弟ではと言われていましたが、真相までたどり着きませんでした。
内野貴史選手は国内のプロチームに所属したことがないので、全体的に公開されている情報が少ないように感じます。
今後、ワールドカップなどの代表メンバーに選ばれる際は、ぜひ内野貴史選手のエピソードが多く聞けることを期待したいと思います。
まとめ:内野貴史選手の家族|両親や兄弟はどんな人?プレースタイルもチェック!
あ
今回は、ドイツでプレーする内野貴史選手に調べました。
・お父さんは卓球・お母さんはバドミントンの元国体選手
・ジェフ千葉の下部組織出身
・単身でドイツに渡り5部→4部→2部のチームとステップアップ
・U-22日本代表
情報が少なくわからない点もありましたが、今後内野貴史選手の知名度が高くなるにつれ色々とわかってくるのではないかと思います。