
プロ野球界でもホームランや長打でガッツリと得点を稼ぐのではなく、足を使って塁を乱すような選手も増えてきましたよね。
プロ野球界で足の速い選手といえば、福岡ソフトバンクホークスの周東佑京選手や、阪神タイガースの近本光司選手の名前があがると思います。
周東佑京選手と近本光司選手だとどっちが足が速くて、なぜが足が速いのでしょうか?
そこでこの記事では、周東佑京選手と近本光司選手はどっちが足が速いのか、なぜ足が速くて、他にプロ野球選手の中で足の速い選手は誰なのか調査してみました。
- 周東佑京選手と近本光司選手はどっちが足が速い?
- 周東佑京選手はなぜ足が速い?
- 近本光司選手はなぜ足が速い?
- プロ野球で他に足の速い選手は誰?
ぜひ最後までお読みください!
周東佑京選手と近本光司選手はどっちが足が速い?
周東佑京選手と近本光司選手は足の速さの観点だけで見ると周東佑京選手の方が速いと言えるでしょう。
プロ野球での走力を見る上で一つポイントとなってくるのは、盗塁数でしょう。
盗塁センスももちろん大事ですが、足の速さがないと盗塁の成功率は上がってきません。
2024年シーズンの周東佑京選手の盗塁数は41個、近本光司選手の盗塁数は19個でした。
盗塁数だけで見ると周東佑京選手の方が多いことがわかりますよね。
ただ、周東佑京選手は盗塁王の獲得数が3回、近本光司選手は盗塁王の獲得数は5回です。
盗塁王の獲得数だけで見ると近本光司選手の方が多くなっています。
専門家やファンからの目線で言うと、爆発的なスピードがあったり、ベースランニングのインパクトでは近本光司選手より周東佑京選手の方が一枚上なのではと言われているようです。
どちらも足の速い選手ですが、同一リーグであればもう少し比較しやすいのかもしれませんね。
周東佑京選手はなぜ足が速い?
周東佑京選手の足の速い理由は、天性の身体能力もありますが、過酷な練習の上で成長したと言われています。
周東佑京選手のランニングフォームは陸上選手に匹敵するほどの無駄のない動きとなっています。
腕の使い方、バランスの取り方も絶妙で、全身を連動させて走ることができるのが特徴的と言われています。
また、走る時には重心移動を活かしたスタートダッシュを意識していて、足の力だけでなく頭の重さをうまく使ってスタートさせています。
そのため、スムーズに最高速へ到達し、盗塁を決めることができるのです。
これらは周東佑京選手の練習によるものの結果であるため、自分のランニングフォームを研究した上で確立したものになっています。
周東佑京選手は天性の身体能力があると言われており、子どもの頃から鬼ごっこで捕まった記憶がないそうです。
また、野ウサギを追いかけて捕まえていたこともあるそうで、自然の中で走り回って育ってきたことが予想されます。
自分の能力に驕らず、努力を重ねたことによって周東佑京選手は球界屈指の俊足選手として知られるようになりました。
近本光司選手はなぜ足が速い?
近本光司選手が足の速い理由は、やはり身体能力に加えて地道な努力があったことによって成長したと言えるでしょう。
近本光司選手は「歩く時にも地面からの反発を意識し、体に染み込ませてきた」と常に足が速くなるような意識を持っていました。
地面を効率よく蹴ることによって推進力を最大化していて、常に足が速くなるにはどうしたらいいのかを考えながら過ごしていることがわかります。
また、骨格の使い方も追求していて、「骨で立てば、ニュートラルな状態になって、いつでもどこへでも動き出せる」と分析しているそうです。
自分で研究することによって、より一層自分に染み込ませることができ、無駄のない動きをしているとのことでした。
近本光司選手は身長が170cmとプロ野球選手としては小柄な方ですが、研究をすることで身長の大きい人にも対抗できる力をつけてきました。
近本光司選手の地道な努力や研究が足の速さにつながっているのでしょう。
ちなみに近本光司選手は50メートル走のタイムが5秒8という脅威的なスピードを持っています。
プロ野球選手の中でも速いタイムを持っているため、やはり元々の能力に驕らずに努力し続けることが、足の速い状態を継続することにつながるのだと思わされますよね。
プロ野球で他に足の速い選手は誰?
プロ野球で他に足の速い選手は
- 並木秀尊選手(ヤクルト)
- 佐野皓大選手(オリックス)
- 和田康士朗選手(ロッテ)
- 五十幡亮太選手(日本ハム)
などの名前が挙げられるでしょう。
ただやはり周東佑京選手はパ・リーグの中でもダントツの盗塁数を挙げています。
特にパ・リーグには足の速い選手がたくさんいますが、それでも2位の選手に9個の差をつけて1位となっています。
足が速いというのは、盗塁数だけで判断するものではありませんが、内野安打の数やベースランニングのタイムでも評価することができます。
足が速ければ内野安打を打つことが可能となりますよね。
他の選手だったらアウトになってしまうところが、セーフになるのが俊足選手の特徴となっています。
また、ベースランニングのタイムはプロ野球選手が改めて公開する情報ではありませんが、きっと学生の頃からすごいタイムを持っている選手たちなのでしょう。
プロ野球選手で速いと言われるのは13〜14秒台で、13秒台前半は歴代でも最速クラスと言われています。
レジェンドと呼ばれるイチロー選手は日米通算でトップクラスと言われていますが、ベースランニングのタイムは推定13秒台なのだそうです。
上記に出てきた周東佑京選手は3塁到達時点でのタイムが10.5秒で、そこからベースランニングのタイムを予想すると13秒台になるのでは?と言われています。
やはり周東佑京選手は足の速い選手ということがわかりますよね。




まとめ
今回は、周東佑京選手と近本光司選手はどっちが足が速いのか、なぜ足が速くて、他にプロ野球選手の中で足の速い選手は誰なのか調査してみました。
周東佑京選手と近本光司選手を比較してみると専門家やファンからは周東佑京選手の方が総合的に足が速いのでは?と言われているとのことでした。
同じリーグ内で戦っていれば足の速さは比較しやすいですが(盗塁数などから)、別リーグであるため、あくまでも盗塁数などでの比較は参考記録とも言えるでしょう。
では、今回の記事のまとめです。
- 周東佑京と近本光司選手の足の速さを比較すると、盗塁数が41個ある周東佑京選手の方が専門家やファンからは足が速いと評価をされていて、爆発的なスピードが周東佑京選手の魅力となっている。
- 周東佑京選手が足の速い理由は、子どもの頃から野うさぎを追いかけるなど自然の中でのびのびと育った元からのポテンシャルに加えて、体の使い方を研究した上で陸上選手並のランニングフォームを完成させている。
- 近本光司選手が足の速い理由は、やはり子どもの頃から足が速いものの、歩く時から地面の反発などを意識していたり、骨で立てばニュートラル状態になどさまざまな角度から研究して足の速さに活かしている。
- プロ野球では足の速い選手がたくさんいて、最近でいえば、並木秀尊選手(ヤクルト)、佐野皓大選手(オリックス)、和田康士朗選手(ロッテ)、五十幡亮太選手(日本ハム)などの名前をあげることができる。
周東佑京選手も近本光司選手も元からの足の速さがあるものの、自分の能力に驕らずに努力をした結果、俊足の選手として活躍し続けています。
自分の身体の使い方をしっかりと研究していくことが足の速さにつながるのだなと考えさせられるエピソードでしたね。
今後も周東佑京選手、近本光司選手の活躍を応援していきましょう!