フル代表の選出経験はまだないものの、世代別代表では日の丸を背負ったことがある逸材です。
しかも、U-17ではW杯に出場し世界を知っていますが今後、さらに期待が十分にできる選手ですので、あらためて畑大雅選手の紹介をしていていきます。
<この記事でわかること>
- 畑大雅選手の経歴
- 高校時代のエピソード
- 湘南ベルマーレに入団
- 現在の畑大雅選手
それでは一緒に見ていきましょう!
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畑大雅選手の経歴
まずは、畑大雅選手の経歴を振り返っていきましょう。
(経歴)
出身地:東京都西多摩郡
生年月日:2002年1月20日
年齢:21歳
身長:176㎝
体重:70㎏
ポジション:ディフェンダー
(出身校)
市立船橋高校
(代表歴)
U-17,U-21,U-22
2019年 U-17W杯ベスト16
東京出身の選手ですが、祖父はアメリカ人でクオーターです。
(西多摩郡)
東京都にある唯一の群です。
人口:約5万4千人
面積:約375㎡
サッカーは松林少年サッカークラブで始めたようで、中学時代は青梅市にあるAZ’86東京青梅というクラブでサッカーをしています。
畑大雅選手自身はこの頃から将来はプロになると決めていたようで、人一番練習をしていたそうです。
AZ’86東京青梅はプロを輩出しているサッカークラブですが、やはり畑大雅選手もプロになるためのサッカーの基礎をここで学んだのではないでしょうか。
サッカーをするために青梅市に通ったのではないかと思われますので、ご家族などの協力があったのではないでしょうね。
高校は高校サッカー界の名門千葉県の市立船橋高校に進んでいます。
市立船橋高校といえば、サッカーファンなら誰もが知っている強豪高校ですよね。
(船橋市立船橋高等高校)
住所:千葉県船橋市市場4-5-1
学科:普通科・商業科・体育科
主なスポーツ部活動:野球部・サッカー部・女子サッカー部
男子バスケットボール部・女子バスケットボール部・男子 バレーボール部
(サッカー部成績)
全国高校選手権出場23回
優勝5回(94、96、99、02、11年度)
準優勝2回(88、04年度)
4強2回(87、91年度)
全国高校総体出場30回
優勝9回(87、88、98、01、07、08、10、13、16年)
準優勝3回(92、04、15年)
4強5回(91、97、99、03年、17年)
全日本ユース(U-18)選手権
優勝1回(03年)
4強1回(95年)
(OB)
・森崎嘉之
・北嶋秀朗
・カレン・ロバート
・野口幸司
・西紀寛
・茶野隆行
プロになった選手は100人を超えるほどで、日本代表を経験している選手を多く輩出。
市船に入学後は1年生の時から試合に出るなど早くから頭角を現していました。
高校時代のエピソード
1年生の冬にはU-17代表に選出されるなど、すでに世代のトッププレーヤーとして注目されています。
U-17代表では、W杯にも出場していますが、当時の畑大雅選手の凄さを当時のチームメートが語っている記事がありした。
同じSBの木内拓海さんとGKの細江彦太さんのインタビューです。
細江「とにかくスピードの速さです。『いや、さすがに無理だろ』と思うようなボールにも余裕で間に合ったり、そこから上げてくるクロスも凄かったです」
木内「練習からマッチアップをしてより分かるスピードと突破力、守備の対人、自主練に取り組む姿勢です」引用元:ゲキサカ
やはりスピードの速さは畑大雅選手の大きな武器ですよね。
そして、幼少期から変わることないのが、練習に取り組む姿勢ではないでしょうか。
常に先の事を見据え努力をしているのがよくわかりますよね。
他にも、いくつもの凄い点をあげていました。
・朝早く来て、筋トレ・体幹を鍛えるトレーニングを行う
・きつい練習のあと、黙々とクロスの練習を行う
・左右の足が使えるように練習する
基本的には、黙々と自主練習を行っている姿が印象に残っているようです。
ちなみにピッチ外ではサッカー以外の話でも盛り上がる性格だったそうで、後輩が話しかけづらい雰囲気もなかったそうです。
名門出身の選手の中には後輩に厳しかったり、サッカー以外は話さないなど我が強い選手もいる中で、畑大雅選手は気さくな感じでとても好感が持てますよね。
高校卒業後は湘南ベルマーレに入団しています。
湘南ベルマーレに入団
畑大雅選手が所属している湘南ベルマーレについてまとめました。
(湘南ベルマーレ)
設立年:1968年
前身:フジタ工業サッカー部
ホームタウン:平塚市・鎌倉市・藤沢市・小田原市・茅ヶ崎市・秦野市
厚木市・伊勢原市・南足利市・寒川町・大磯町・二宮町
中井町・大井町・松田町・山北町・開成町・箱根町・真鶴町
湯河原町
ホームスタジアム:レモンガススタジアム平塚
主要人数:15,380人
チーム名は2000年より「ベルマーレ平塚」→「湘南ベルマーレ」に変更
(国内タイトル)
J2リーグ:2回…2014年,2017年
Jリーグカップ:1回…2018年
天皇杯:1回…1994年
(主なOB)
岩本輝雄
田坂和昭
呂比須ワグナー
小島伸幸
中田英寿
往年のサッカーファンの中で、湘南ベルマーレと聞いて最初に思い浮かべる選手は中田英寿さんという人は多いかもしれませんね。
イタリアに行く前に所属したチームがベルマーレ平塚であり、当時は中田英寿さん以外の代表としてGKの小島伸幸さん、FWの呂比須ワグナーさん、はたまた韓国代表のホンミョンボさんが在籍していました。
現在はJ1のディビジョンに所属しており、畑大雅選手は2020年シーズンより入団しています。
入団時のHPには、プレーの特徴として「爆発的なスピード、豊富な運動量で決定的なチャンスを作り出すことのできる選手。」と紹介されており、入団時からやはりスピードを期待されていました。
畑大雅選手のプレースタイル
畑大雅選手のプレースタイルの最大の強みは、なんといっても、スピードとスタミナです。
どんな場面でも、力強い推進力とスピードを武器に戦っていくところではないでしょうか。
初めて彼のプレーを見た人は、その速さに圧倒されます。
一気に敵陣まで駆け上がり、サイドライン沿いで上下動をくり返し、攻守両面で存在感を発揮しています。
本職は左SB(サイドバック)や左WB(ウィングバック)ですが、右サイドのプレーも素晴らしいです。
現在の畑大雅選手
湘南ベルマーレに入団してからの出場試合数をまとめました。
試合出場数(リーグ戦)
・2020年…15試合
・2021年…22試合
・2022年…18試合
コンスタントに試合に出ていますし、パフォーマンスも安定しています。
畑大雅選手の魅力はスピードですが、クロスの供給に長けていて、1試合のクロスの数が「約4本」と記録しており、これはJリーグの中では上位の成績です。
ゴール前にボールを送らなければチャンスにならないので、安定しての4本は凄いですね。
また、スピード共に特徴なのが、無尽蔵のスタミナです。
学生時代は校内のマラソン大会で1位になったこともあるそうで何回もライン際を走る上では欠かせない能力ですよね。
実はお父さんはボクサーだっだようで、持久力の部分などはお父さんの血を引き継いでいるのでしょうね。
基本的にはサイドバックやハーフなど両翼のチャンスメーカーとしてプレーをしていますが、本人は得点を狙うなど決定的な仕事をすることを目標に掲げています。
ぜひとも得点するシーンが見たいです。
まとめ:畑大雅選手のプレースタイルと高校時代を1分でまとめ
今回は、快速の畑大雅選手を紹介しました。
幼少期から努力を重ねてプロになった、とても好感を持てる選手です。
祖父はアメリカ人で、父は元ボクサーなど素材としてもとても恵まれてたものを持っています。
本人のポテンシャル的にはもっともっと活躍して良い選手だと思いますので、今後の爆発に期待したいです。
来年はパリ五輪もありますし、畑大雅選手のスピードにぜひ注目しましょう。