パリオリンピックサッカー日本代表の鈴木海音選手。
バックアップメンバーから、大会前に急遽登録メンバーに選ばれました。
パリでの活躍を期待するとともに、鈴木海音選手の持ち味やプレースタイルが気になる方も思います。
今回は鈴木海音選手について調査しましたので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
〈この記事を読んでわかること〉
・鈴木海音選手が選出された理由
・鈴木海音選手のプレースタイル
鈴木海音選手が選出された理由
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鈴木海音選手は、2024年7月3日行われたメンバー発表時には残念ながら出場登録選手として名前が呼ばれることはありませんでした。
しかし、状況が変わったのは大会直前で、半田陸選手が怪我のためバックアップメンバーとして同行していた鈴木海音選手が登録されることになりました。
今大会は、出場が可能な登録メンバーは18人ですが、怪我などの負傷や医師が試合が無理と判断すれば試合ごとにバックアップメンバーから入れ替えが可能なルールになっていました。
そのため、当初登録メンバーではない鈴木海音選手も出場できる可能性は大いにありましたが、思ったよりも早くチャンスがまわってきましたね。
「18人に入れなかった悔しさはすごくありましたけど、それを自分の力で証明するというか、ここに来れたのは何かしら自分にとって絶対プラスになると思っています。ここでチャンスを生かすも、生かさないも自分次第なので、チャンスが来たときのための準備は、後悔しないようにしていきたい」
引用元:サッカーダイジェスト
家族にはLINEで「陸の分も頑張る」と送られてきたそうです。
2.鈴木海音選手の経歴について
ご存じの方多いと思いますが、改めて鈴木海音選手の経歴をまとめました。
生年月日:2002年8月25日
出身地:静岡県浜松市
身長:182㎝
体重:68㎏
ポジション:ディフェンダー
出身クラブ:ジュビロ磐田ユース
在籍クラブ:2020~ジュビロ磐田
2022 栃木SC(レンタル移籍)
代表歴:2017 U-15日本代表
2018 U-16日本代表
2019 U-17日本代表
2021 U-22日本代表
1.プロになるまで
サッカー王国静岡の出身で、中学生からジュビロ磐田のアカデミーに所属していました。
経歴を見てもらえばわかる通り、各世代の日本代表に選出されるなど育成時代から突出した才能を発揮していたんですね。
U-17日本代表時代にはワールドカップに出場し、ベスト16に進出するなど国際試合の経験も豊富です。
サッカーU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)ブラジル大会が、現地時間26日(日本時間27日)に開幕する。2大会連続の出場となる同日本代表に選出されたジュビロ磐田U-18DF鈴木海音(17)は、大舞台を心待ちにしてきた。「U-15(日本代表)の時から目指してきた大会。いざ目の前にすると、楽しみという気持ちが強い」と、目を輝かせながら語った。
引用元:日刊スポーツ
当時から取材されるなど注目されたプレーヤーでした。
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2.ジュビロ磐田入団後
2020年シーズンからジュビロ磐田に入団しましたが、加入時はあまり出場機会はありませんでした。
転機となったのは、2022年シーズンに栃木SCに移籍したことです。
リーグ戦に34試合出場するなど主力としてクラブを引っ張る存在でした。
「1試合1試合、自分の中で課題が出てきます。反面、今まで出来なかったことが出来るようにもなります。試合に出続けることで自分のプレーの“幅”も拡がっていると思います。それは日々の練習中から常に高い意識を毎日積み上げられているからだと考えています。練習中の1つの場面を切り取っても、試合をイメージしながらできるようになったことで選択肢に迷わなくなり、『こうした方が良い』という判断の部分がスムーズになりました」
引用元:Qoiy
栃木SCでは、コンスタントに試合に出場することで、常に守備に対する意識の高さを維持できていたそうです。
ジュビロ復帰後はスタメンとして固定され、守備の要になりつつあります。
オリンピックを含めた今後の活躍次第では海外移籍も視野に入ってくるかもしれませんね。
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鈴木海音選手のプレースタイルとは
今後が楽しみな鈴木海音選手ですが、特徴や持ち味を紹介していきたいと思います。
まず挙げられる点は、体格の大きい大型CBという点です。
今では、日本人のサッカープレーヤーで180㎝越えは珍しくないかもしれませんが、やはり世界を相手に戦う上で身長の高さは必要です。
鈴木海音選手はJリーグにおいて空中戦や対人戦に、とても強く堅実な守備が持ち味といえるのではないでしょうか。
戦術の理解度も非常に高いです。
現代サッカーにおいては、フィジカルの他にも多くのバリエーションがある戦術を覚えなくてはなりません。
特に団体競技においては、他のプレーヤとの共有したり状況ごとに判断しなくてはならない瞬間が多くあります。
鈴木海音選手は、ポジショニングや前線に補給するパスなど随所においてサッカーIQの高さが垣間見えます。
また、かこのインタビューで自分の強みを話していました。
「インターセプトからパスをさせるのは自分の武器。そこから攻撃参加というのも自分の良さ」。あくまで「裏をやられないところが一番」と守備を徹底しつつ「そこを気をつけてボールを奪ったら、どんどん攻撃参加していきたい」
引用元:ゲキサカ
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実は、小学生の時から将来を見据えていました。
小学校の卒業文集で、12歳の鈴木は守備で生きていく意志を記している。「ぼくはDFなので世界トップレベルのこうげきを止めて1対0で勝つ」
引用元:ヤフーニュース
鈴木海音選手の憧れの選手は元スペイン代表のセルヒオ・ラモス選手です。
セルヒオ・ラモス選手といえばレアルマドリードで長く活躍した選手ですが、CBもSBもこなすなど超一流のプレーヤーです。
所属先のジュビロ磐田ではCBとしての起用が多いですが、ユース時代からSBにも定評がありますので、「和製セルヒオ・ラモス」として成長してほしいですよね。
鈴木海音選手への周囲の評価
所属先のジュビロ磐田の横内監督の評価です。
「すごくいろいろトライ、チャレンジしてくれている。とにかく間違ってもいいから(周囲に)伝えろと言っている。リーダーシップも出てきているが、まだまだ足りない。そこは伸びしろしかない。全然満足していない」
引用元:LIFE
かってJリーグの覇権を握っていたジュビロ磐田ですが、近年はJ2を主戦場としています。
そんな中でオリンピック代表に選ばれている鈴木海音選手はとても期待されていますね。
まとめ:鈴木海音選手のプレースタイルを1分でわかるよう解説!
今回は、パリオリンピックサッカー日本代表の鈴木海音選手について調査しました。
・空中戦や対人戦に強いディフェンダー
・ジュビロ磐田のアカデミー出身
・サッカーIQがとても高い
今後はA代表選出にも期待できるプレーヤーですね。